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不思議な ページ16
―「こんにちは!」
そう言った、あの人…
天月、さん。
まさか、と思った。
運良く会えるわけないって。
こんな私に話しかけてくれるなんて。
もしかしたら、夢じゃないかって。
でも、確かに会ったんだよね…。
先生「…新山ー?そろそろ先生泣いちゃうぞー?」
貴「…はぁ、泣きたいなら泣けばいいじゃないですか。私を巻き込まないでください」
窓の外に向けていた視線を、先生に向ける。
瞬間、ついに泣き出しそうになる先生は…はっきり言って、めんどくさい。
先生「に、新山が…新山がちゃんとこっちを向いて…ちゃんと話してくれた…!!」
…どうでもいいけど、私ってどういう認識されているのだろうか?
先生「でも、今日は一段と集中してないよな?ちゃんと集中するんだぞー」
貴「…」
まぁ、反応しないのは可哀想かな、ということでとりあえず頷いておく。
…集中するかは、別の話だけど。
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作者名:小月 | 作者ホームページ:http://kobamomo
作成日時:2014年5月12日 17時