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*7* ページ7

アイスは思ってたより甘くて、溶けるのも早くて



大「Aの手べちゃべちゃやん

きたなー」



『大倉やって口の周りベッタベタですけど?』



ティッシュで手と口をふく



『ゴミ捨ててくる』



確か、アイス屋さんの近くにあったはず



『ついでにトイレ行ってくる』



亮「いってらー」



----



あースッキリ



大「横山くんさぁ、言わんの」



なんだろ



横「俺が好きなやつに奥手なん知ってるやろ」



こんなん、出ていけない



少し離れて3人から見えない位置に陣取る



亮「はよせな取られてまうで」



横「‥分かってるわ」



帰りたい



今すぐ



背を向けたい



亮「Aおっそいなー」



大「うんこでもしてんちゃう笑」



してねーわ



でもちょっとだけ心がなごんだ



『お待たせ!帰ろう!』



大「あ、うんこでたん」



『してないけどな』



横「大倉、女子にそんなん言うなよ‥」



大「こいつはいいの」



女子、に見えるの



幼なじみじゃなくて?



それとも、可愛い妹的存在ってこと?



横「大倉とどっくんは逆方向よな

A、行こ、家まで送るわ」




『うん

バイバイ、2人とも!』



大/亮「ばいばーい」



にやにやしてるな錦戸



だって、嬉しいもん



2人で帰るとか久々すぎて



横「やっと邪魔者消えたわぁ」



『邪魔者?』



横「あー‥‥あとでな」



また赤く染る頬



今日は思わせぶりな日



幸せなような、悲しいような

*8*→←*6*



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作者名:桜ンボ | 作成日時:2019年5月8日 23時

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