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＊＋＊ ページ13
大「あー！また俺のこと睨むー」
亮「騒ぐなや、うるさいなぁ」
こいつ、なんでこんなにテンション高いんやろ
大「あのなぁ、Aはほんまに亮ちゃんと行きたかってんで」
亮「なんでお前が知ってんねん」
大「だって相談されたもん」
大倉に？
相談すんの？
大「亮ちゃんのこと誘ったらあかんのかなぁって
んで、俺が彼氏やったら別に許すでって言ってん」
横山くんは知らんけどなって付け加える
亮「横山くんすぐ妬くやん」
大「んー。そのあと横山くんに確認する言うててんけどなぁ
さっきの言い方やったら聞いてないんかなぁ」
んーと考え込む大倉をほっといて教室を出る
Aってそうやねん
多分、俺の気持ちを考えてああいう風に言うたんや
横山くんに確認とったって聞いたらそれこそ俺が断ると思って
いつも、気使ってくれるのに
俺の、勝手な一方通行の想いのせいで。
亮「Aっっ」
少し向こうまで歩いていたAが振り返る
いつも、俺が悲しい顔にさせてる
亮「やっぱり、行くし！
チケットとったんやろ？行かなもったいないやろ！」
今日ぐらいは、君を、笑顔に
『うん！行こう！』
それだけで、俺の気持ちは満足
今は、君の、1番の友達で良いから。
大「亮ちゃんってほんま不器用やわ笑」
うっさいわボケ
＿＿＿＿＊＋＊ fin＿＿＿＿
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作者名：桜ンボ | 作成日時：2019年5月8日 23時
