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ｶﾘﾑ「お、リドルー!!」
ﾘﾄﾞﾙ「カリム。廊下を走ってはいけないよ。」
昼休み、いつものように寮長のそばに仕えているとスカラビア寮長、カリム・アルアジーム先輩が駆け寄ってきた。
その後を追うようにジャミル先輩が走ってくる。
ｶﾘﾑ「?リドル、知り合いか?」
ﾘﾄﾞﾙ「ああ、紹介するよ。僕の側近のAだ。」
『始めまして。A・ベルです。』
ひとつ微笑んで挨拶すると、カリム先輩は目一杯の笑顔を返してくれた。
一方、ジャミル先輩は一歩後ろに佇み僕をジッと見つめるだけだった。
･･････････警戒、されれるんだろうなぁ。
思うことはあるものの、大して親しくもない先輩に仲良くしろと迫るつもりも、必要もない。
どちらかというとその距離感を保っていてほしい。そう。いつまでも。
寮長とカリム先輩が話している時、僕もジャミル先輩も一歩後ろに控え、ただただ待っている。
少しばかりジャミル先輩に同じものを感じた。
懐中時計を見ればもう休み時間が終わる10分前。
紳士はいつでも10分前行動を心掛けるものだ。
一歩前に出て、寮長の耳元に口を持っていく。
寮長も気づいたのか、そっと耳を傾けた。
『･････寮長。お時間が。』
ﾘﾄﾞﾙ「ああ、そうだね。それじゃあまた。」
ｶﾘﾑ「おう!!」
・
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ｼﾞｬﾐﾙ「･･････････A・ベルか。」
きっと彼は覚えていないのだろう、とジャミルは自嘲するようにAの名前を呟いた。
続く (更新停止中)
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天 - 続きが気になりすぎるお話でした！更新は気長に待ってます！体調に気をつけてください！！ (3月23日 18時) (
レス) id: 6b21f4260f (このIDを非表示/違反報告)
ぬ - フォオオおおおおお！マジで大好きです！更新頑張ってください！あ、でも無理とかはしないでください！ (10月5日 19時) (レス) @page12 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
蝶(プロフ) - 更新楽しみにしています。頑張ってください！ (9月16日 20時) (レス) @page6 id: 935ac182c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照大神 | 作成日時：2023年9月10日 21時
