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ｹｲﾄ「そ、側近ちゃん････、それって････!!!」
『････････やっぱ、取り消します』
ｹｲﾄ「えーーー!!!それ絶対にイデアくんじゃん!!え、マジで!!?え、なんでなんで!!?知り合いだったっけ!!??」
ケーくんは(小声で)騒ぎ始めた。
僕は耳を塞いで現実逃避する。
ああ、口を滑らせた。とんだ大失敗だ。
ｹｲﾄ「え、え、えーー!なんでなんで?どこで知り合ったの!?」
『････あの、恋愛的な意味じゃないですし、タイプってだけで、』
ｹｲﾄ「いいからいいから!」
暴走状態に突入したケイト先輩はもう止められない。
僕は腹をくくったようにポツリポツリと喋り始めた。
『初めて会ったというか、見かけたのは入学式で、』
ｹｲﾄ「あ〜、イデアくん寮長だし、あの髪は目立つよねぇ〜」
『その、』
ｹｲﾄ「ん?」
『かっ、顔が、すごいタイプで････』
僕は顔に熱が集まるのを感じた。
だっ、だって!!イデア先輩の顔!!あんなの国宝級だ!!
僕の丸くて大きすぎる目とは違い、キリッとしていて、尚且つ目の下の隈がほんの少しのだらしなさというかなんというかを表現している。
僕が一番好きなのは太陽光が69°から降り注ぐ場所で眩しそうにしながらの流し目ため息が最高すぎたッッッッッ!!!
あれを見たときは流石に堪えきれずに心臓を抑えて項垂れた。かっこいいが過ぎる!!!!
あの燃え盛る赤い炎とは違う、囁くように静かに燃える青い神秘的な火を再現したようなあの髪は一生燃え尽きないでほしい。
そして、真っ赤とは程遠い不健康そうな下唇がこれまたいい!!!!!!
偶然見かけた食事シーンで、あの唇と見合う真っ白な歯に対象的な赤い舌がなんともいえない!
イデア先輩の顔を思い出すだけで顔が熱く火照ってしまう。
ｹｲﾄ「側近ちゃん････、それが恋だよ!?」
『いや、本当に恋ではないんです。』
自覚して無い、とか、認めたくない、とかではない。
ほんっっっとうに、顔がタイプなだけなんだ。
そう、顔が自分の性癖ドストライクで見るだけで顔が赤くなるだけで、本当に恋愛感情は抱いていない。
これだけは信じてほしい。
ｹｲﾄ「へぇ〜、側近ちゃんはああいうタイプが････」
『なんですか?』
ｹｲﾄ「ううん!!なんでもなーい☆」
ケーくんは何事もなかったかのように去っていった。
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天 - 続きが気になりすぎるお話でした！更新は気長に待ってます！体調に気をつけてください！！ (3月23日 18時) (
レス) id: 6b21f4260f (このIDを非表示/違反報告)
ぬ - フォオオおおおおお！マジで大好きです！更新頑張ってください！あ、でも無理とかはしないでください！ (10月5日 19時) (レス) @page12 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
蝶(プロフ) - 更新楽しみにしています。頑張ってください！ (9月16日 20時) (レス) @page6 id: 935ac182c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照大神 | 作成日時：2023年9月10日 21時
