story6 ページ7
『あ、着替えどうしよう』
お風呂に入るのはいいのだが、肝心の着替えを持ってきていない
「これでも着てろ」
あがりたてのローからそう言われて投げられたのは黒いパーカーとスボン
いちいちこういう所が優しいんだよなぁ
『ありがと』
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パーカーを着たところまでは良かった。残念ながら肝心なズボンがずり落ちてくる
体格の差がこんなにもあるなんて…
ま、ワンピースみたいになってるからいいか
『あがったよー』
「……………俺は下も渡したはずだが」
『サイズが合わないのご存知？』
片手に持ってるマグカップを置くと、大きな溜息をつき始めた
「ちょっとこっち来い」
『？』
ローの隣に座ると、私の首筋に顔を埋めてもう一度大きな溜息をつく。相当お疲れなのかな
そして首周りに唇が当たったかと思えばそこを噛んでくる
『い゛っっ！？』
『って何するのよ！』
「虫除け」
？こんなんで虫が寄ってこないわけないでしょうが
時々ローの考えることが読み取れない
「さて、勉強するぞ」
『もう死 ぬ』
さっきので脳はパンク済み
これ以上やったってなんの得にもならないし、それくらい自分のことだから分かる
『よし、恋バナしよう！』
「無理」
『私だって恋する乙女だよ？』
「俺は乙女じゃねぇ」
「つか誰に恋してんだよ」
『してたらとっくに相談してるっての…』
生まれてから16年間、男の人を好きと感じたことはまるっきり無い
人並みにかっこいいとか素敵とかは思うけど、ドキドキするとは別の事
だから私はいつも聞く専のみ
でもそれが物凄く楽しくて、、、
ローのはあまり聞いたことがないので今がチャンス！
『もう小テストは諦める』
『ね？お願い！』
「………1桁取ってもいいんだな？」
『やったぁー！』
1桁は流石にないでしょ…(フラグ)
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静乱 - ロー.....デュフフフ！はっ!!本音が、 (2020年4月28日 22時) (
レス) id: bdcfc846cf (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 応援のコメントありがとうございます…！出来る時にはどんどん更新してきたいと思いますので！！！ (2020年4月26日 22時) (レス) id: dc6c8bfa8d (このIDを非表示/違反報告)
静乱 - 幼なじみ系......好きです！面白いです！続きが気になる.......わさびさんのペースで更新がんばって下さい！応援してます！ (2020年4月26日 20時) (レス) id: bdcfc846cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2020年4月25日 20時
