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朝、目覚めるといつもと変わらない光景が視界に入る
突然変わるなんてことはそうそうないけどね
でも今日私自身が1つ新しい学年へと進級する
高校2年生へと
クリーニングされた綺麗な制服に着替えて
朝ご飯を食べる
「行ってきます」と家のドアを開けると
目の前には
『ロー！おはよう！』
「あぁ」
不器用な幼なじみ
ローがいつも待っててくれている
『今年は一緒のクラスになったらいいのにねー』
「そんなに寂しかったか？」
喉をクククと鳴らして笑うローは物凄く絵になる
イケメンは何してもかっこいい、という話を聞いた事があるがまさにその通り
でも、ローに関しては�牴燭靴討皚瓩茲雖犢垢豊瓩諒�が当てはまる気がする
『そりゃあ寂しいに決まってるよ』
『あっでもね』
『中学の時よりファンクラブに絡まれること少なくなったんだよ！』
「ファンクラブ？」
『知らないの？もう会員が莫大な数になってるんだよ』
本人非公認のファンクラブがいつの間にか出来るのも日常茶飯事
１回ローと私のツーショットが盗撮された時、ちょっとしたスクープになってたのは有名なはず
そんなわけないでしょって大爆笑してたら納得して貰えたんだけど……
「…俺には関係ない話だな」
『自分で聞いたくせに！！ていうか普通喜ぶところじゃない？』
「好きでもねェ女からの好意が嬉しいわけねぇだろ」
こう見えて彼は全く恋愛経験がないらしい
滅茶苦茶モテるのになんで誰とも付き合わないんだろう？と疑問に思って前聞いてみたら、好きな奴がいるとの事
『一途だね〜…』
「まぁな」
ローの好きな人を教えてくれれば全力で応援するのにいつも何故か、「まだ時期じゃねぇ」の一択しか出てこない
これが数年も続いているのだ
校門の前に着くと2人の時間は終わる
そしていつもならここでナミとルフィの声がするはず
「Aー！こっちこっち！」
「トラ男〜〜〜〜！！」
『…随分愛されてますこと』
「Aもな」
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静乱 - ロー.....デュフフフ！はっ!!本音が、 (2020年4月28日 22時) (
レス) id: bdcfc846cf (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 応援のコメントありがとうございます…！出来る時にはどんどん更新してきたいと思いますので！！！ (2020年4月26日 22時) (レス) id: dc6c8bfa8d (このIDを非表示/違反報告)
静乱 - 幼なじみ系......好きです！面白いです！続きが気になる.......わさびさんのペースで更新がんばって下さい！応援してます！ (2020年4月26日 20時) (レス) id: bdcfc846cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2020年4月25日 20時
