Snow Manの藍色 Ⅱ (ページ7)

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部屋ページ7

お母さんからの許可が出たって連絡が来て
翌朝、荷物をまとめて大吾くんのお迎えを待つ

大吾くん着いたよー
A分かった!ありがとう!

道中に手土産とか
お母さんに頼まれたと言う食材を買ったりしてお家へ向かう

「お邪魔します」

母「いらっしゃい！久しぶりやね～」

お昼ご飯をお母さんと一緒に作って
3人で食卓を囲む

西「…作りすぎやない？」

母「男ばっかの家やから、Aちゃん来てくれて嬉しいんやもん」

「私も楽しくなっちゃって、気づいたらこんなに」

なかなか自分以外のお母さんと料理することないし

そもそも、急にお邪魔したのに一緒に料理までしてくれて
シンプルに大吾くんママ良い人すぎて、ついつい

「ごちそうさまでした～」

母「せっかくの休みなんやし

片付けはええから、後はゆっくりしとき」

「そんなそんな、お手伝いしますよ」

母「あんまりAちゃん独占してたら怒られそうやから～」

西「ええよ、後で俺やるし」

申し訳なさが凄いけど、お言葉に甘えさせてもらおうかな…

西「部屋行く？」

「男の人の部屋どんなんか気になる！」

西「メンバーの家とか行かんの？」

「最近舘様のお家に康二くんと行ったけど、他はあんまり無いかな」

西「じゃあ俺、結構特別なんや」

「そうですよ～貴重です」

テレビ見たり、お菓子買いに行ってみたり
休日らしい過ごし方ができた

東京に戻る時間が近づいてきて
また昨日のような寂しい気持ちになる

西「メンバーとはどうなん？」

「ん？変わらず仲良し」

西「そうじゃなくて、渡辺くんとか目黒くんとか…」

「可愛がってもらってるよ？」

西「いや、うん、Aはそうやったわ」

「そうってどう？」

西「Aはさ、俺と付き合ったことどう思ってる？」

「え、どしたん？」

西「俺は、社内恋愛に対するAの気持ち知ってたから

複雑ではあったけど、あの時勇気出して告白して良かったと思ってる」

この話題振られるとは思ってなくて
突然すぎてどんな顔してたらいいのか分からない

「嬉しかったし、期間は短かったけど楽しかったよ

大吾くんが支えてくれんかったら、絶対ジャニーズ辞めてたと思うし」

大吾くんは微笑んで、少し考えるように下を向いた

西「今から言うこと、多分Aを困らせちゃうけど
聞いてくれる？」

しっかりと、目を見て頷く

真剣な態度

ピンと張りつめた表情から
緊張が伝わってくる