Snow Manの藍色 Ⅱ (ページ36)

今日:7 hit、昨日:17 hit、合計:389,797 hit

急なオフページ36

予定していたスケジュールが延期になって

突然1日オフの日ができた

翔太くんと次のオフに会おうって言ってたし、連絡入れよ

お仕事中だと申し訳ないなと思いつつ、電話を掛けてみる

渡「もしもし？」

「もしもし、今大丈夫？」

渡「うん」

「オフの日ができてね、翔太くんどうかなと思ったんだけど、」

渡「まじ！いつ！」

被せ気味に言ってくるから、思わず笑ってしまう

「それが明後日なんだよね」

渡「ちょっと待って確認する」

ダメ元ではあるけど、都合が合えばいいな

渡「昼の2時くらいまでならいけるわ」

「いいの？」

渡「ん？何が？」

「せっかくゆっくり寝れるのに」

渡「あんま長く時間取らせるつもりなかったし気にすんな」

そういえば、話が終わればすぐ帰る的なこと言ってたっけ

「午前にする？お昼にする？」

渡「Aが良かったら昼飯食いに行こ」

「行きたい行きたい」

渡「おっけ、迎えに行くわ」

「ありがとう！」

渡「Aの家に11時くらいでいい？」

「分かった！待ってるね」

渡「うん、じゃあまたな」

「またね～」

話の内容も見当がつかないし、

改まってする話となると、なんか緊張するなぁ

それにしても、恋愛なんか有り得ないって思ってた私が

少しずつであるとはいえ、

恋愛感情というものを思い出そうとしてみてる

なんて、少し前の私はこうなってるとは思いもしないだろうな

だからといって恐怖心が消えたわけでも、

完全に恋愛を前向きに捉えるようになったわけでもないけど…

康「おはよー」

「おはよう！」

控え室に着いてすぐスケジュール変更を聞かされて

そのまま電話を掛けたんだけど、

電話を切って考え事をしていたら康二くんが楽屋入り

康「Aと2人で雑誌載るん久々ちゃう？」

「しかもカップル設定ってのも久々だよね」

康「そういう設定の時でも、

うちにはAがおるからモデルさんに困らへんよなぁ」

「私ばっかりで飽きない？」

康「何言うてんの、俺らだけの特権やねんで？」

「はは、大袈裟だな～」

康二くんと話してると自己肯定感が凄まじい勢いで上がる

「でもそれを言ったら1対9の私の方が特権だよ？」

康「あ、ほんまや」

「たまに阿部ちゃんの方が女子なんじゃないかと思う時あるけどね」

康「あざとさ負けてへんもんな」

なんなら阿部ちゃんが勝ってますね

あれ私女だっけ？って真面目に考える時あるもん

やっぱりスノの姫は阿部ちゃん一択だね