Snow Manの藍色 Ⅱ (ページ31)

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ペースページ31

康二くんにお願いして、

近況報告&相談会を開くことになった

「ごめんね急に来てもらっちゃって…」

康「Aが悩んでんねんで？すぐ駆けつけるに決まってるやろ～」

康二くんの優しさに、いつも感謝ですほんとに…

近況報告としては、大吾くんとは会えてなくて連絡を取るのみのことと、

めめの告白のことも、康二くんには話した

めめには申し訳ないけど、私1人では抱えきれなくて…

そして、めめに大吾くんとの関係を伝えたことも話した

康「ほぉ、めめ言ったんや」

「なんか知ってた風だね」

康「知ってたもん」

めめと仲良しだし、そういう話もしてたのかな？

康「皆知ってんで多分」

「え？！」

康「見てたら分かるでさすがに」

「嘘…知らなかったの私だけ？」

康「大体の人が知ってるんちゃうかなぁ」

えぇ…分かるもんなの…？

私からしたら、まさかのことすぎなんだけど…

康「どう？好きになりそうかも、とかある？」

「今の所、まだそういうのは無いかな…」

康「焦る気持ちも分かるけど、あんまり思い詰めんときや」

思い詰めちゃうのは良くないって分かってはいても、

私なんかが2人を待たせてるの、悪いなーって思うんだよね

康「あのなぁ、Aはもっと自信持った方がええよ」

「たしかに、自信は無いかもしれない」

康「Aは魅力いっぱいの子やで？」

面と向かって言われるとすごく照れくさいけど、

きっと、自分に自信がないと人のことも好きになれないよね

康「2人に時間を割けてないことも、同じ業界におるから理解してるやろうし、

Aのペースで考えたらええねんで」

柔らかくて優しい笑顔で、声色で、

あぁ、大丈夫なんだ、これでいいんだって思わせてくれるような

康二くんの雰囲気や言葉に、いつも救われてるなぁ

焦ったからってすぐに答えが出るわけでもないし、

私なりのペースで、答えを探していこう

「康二くん」

康「んー？」

「聞いてもらってばっかりでごめんね、ありがとう」

康「A、俺なぁ」

「うん？」

康「抱え込まんと言ってくれるようになってきてるの、嬉しいねん」

「ふふ、度々怒られちゃうから学習しました」

康「遠慮なんかせんと、言ってくれたらええのよ」

いつも嫌な顔ひとつせず話を聞いてくれて…

康二くんの相談に乗ることはできなくても、

何かしらの形で返していきたい