Snow Manの藍色 Ⅱ (ページ3)

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理由ページ3

渡「ほんとに行くの？」

「いや、仕事なんで」

2人でご飯食べながら話してて、ロケで大阪行くって言ったら
謎に引き止めようとしてくるけど、いや、仕事なんで

「次の日オフだから長めに滞在するかも」

渡「絶対会うんじゃん！」

「別に関ジュに会う為に帰るんじゃないし」

渡「…待てよ、ロケって1人？」

勘鋭くない？
実を言うと、なにわ男子とのロケなんだよね

誰が彼かは教えてないし、言っても大丈夫かな…

「なにわと、観光地紹介する、やつでして…」

渡「ほらぁ！」

「でもなにわにおるとは言ってないじゃん」

渡「だから余計怖いんだわ」

「ねー今付き合ってるわけじゃないんだからね？」

渡「これきっかけにまた連絡取り始めるとかありえるだろ」

「そもそも連絡は今でも取ってるけど」

渡「……おいまじかよ」

「1人だけじゃなくて、仲良い関ジュとよく連絡取り合ってるから」

渡「ちょ、何かお揃いの物買いに行こ、んでそれつけて大阪行って」

それは世に言う匂わせではないですかね

わざわざ火に飛び込みたくないわ

渡「お守りだと思ってさ」

「なんでそんな不安がるの？」

渡「それは、だって俺…」

「皆に迷惑かけることにはならないようにしてるよ」

渡「分かってるけど…
Aはさぁ、なんで俺がいっつも距離近いのか分かる？」

「メンバーだし、プライベートでも仲良しだから？」

渡「それだけじゃない」

他に何の理由が…？

ひめなべ担の方の為とか？
いや、カメラ無くても常近いしな

渡「分かんない？」

「全然…」

渡「いいよ、5年も待ってんだし」

昨日も5年がなんちゃら言ってたような気が

渡「まーでも、目黒の言う通り動かなさすぎたな」

「翔太くんめちゃくちゃ頑張ってるよ」

渡「仕事の話じゃねーわ！ほんっともうお前ブレねぇな」

「なんかごめん…」

渡「ったく、1番近いのに、遠いんだよ……」

翔太くんがすごく悲しそうに笑うから
何も声をかけれなかった

渡「Aは誰を選ぶんだろ
それとも、誰も選ばないのかな」

「私が誰かを選ぶ？」

渡「惹かれるっていうか」

「惹かれる…」

最近恋バナ的なの流行ってるのか

それとも、だてこじから始まり
長期的なドッキリでも仕掛けられてるのか

渡「けどお揃いは欲しいから買いに行こ」

「私も欲しいけど、大阪にはつけて行かないからね？」

渡「えー」

「えーじゃない」

騒がれたら良くないしダメって言ったら
渋々頷いてはくれた