お隣の躑躅森さん ｢躑躅森盧笙｣

解決 ページ39

母｢それで…話って…｣


盧笙｢お母さんがおっしゃる通り俺はあがり症だし、頼りないです それでも俺は…Aさんを大切にします それに幸せにします｣



真っ直ぐな瞳で母に話す盧笙さん


頼もしいなぁ


母｢さ、さっきのあがってる時とは違うね…自信があるというか…｣


盧笙｢それだけAさんを愛してる それが伝えたかったです｣


あ、愛してる…


母｢そう…A、心配しててごめんね やっぱりちゃんとした人見つけてたんだね｣


盧笙｢…｣


母｢お見合いの話は私から断っておく｣


A｢ほ、ほんとに!?｣


母｢ええ 盧笙さんでしたっけ？Aをよろしくね｣


そう言うと母は満足そうに帰っていった




盧笙｢し、心臓が口から飛び出るかと思った…｣


A｢盧笙さん！ほんっとうにありがとうございました！これで何とか生きていけます笑｣


盧笙｢心臓に悪いのでもうやめてくださいね…｣


A｢それにしても愛してる〜なんて…私も流石に照れちゃいました 本当の彼氏みたいで…｣


まずい…流石に言いすぎたかな…


そう思って顔色を伺うと真っ赤になった盧笙さんの顔があった


盧笙｢お、俺…｣


A｢あー！すみません流石に言いすぎましたね！笑 簓さんも呼んでご飯行きませんか？私奢りますので｣


早口で喋る私に盧笙さんからストップがかかる


盧笙｢Aさん…｣

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