お隣の躑躅森さん ｢躑躅森盧笙｣

母と ページ37

母｢それで、お名前は？｣


盧笙｢お、俺は、いや、私は、つ、躑躅森、ろ躑躅森盧笙です…｣


母と向かい合って私と盧笙さんが座る


なんでこうなったかって…





A｢た、助けてください！｣


盧笙｢どないしたん？そんなに慌てて｣


簓｢お、噂をすればAちゃんやん｣


A｢実は私の母がこれから家に来るんです それで、お見合い相手を紹介してくるんですよ！なので…｣


A｢今だけ、今だけで良いので恋人のフリをして貰えませんか!?｣





そして今に至る


ガッチガチの盧笙さん そういえば、盧笙さんあがり症だったなぁ


簓さんは盧笙さんの家で待機 少し時間が経ったら鳴らしてもらうよう頼んであるが…


母｢盧笙さんね、で、いつから付き合ってるのよ｣


盧笙｢そ、それは｣


A｢3週間くらい前かな？盧笙さんはお隣さんなんだよ｣


盧笙｢そ、そうです｣


お母さんの顔が少し険しい…


母｢そんな緊張しないでいいですよ お仕事とか何されてるんですか？｣


盧笙｢こ、高校教師…です｣


♪♪♪


ここで、盧笙さんの携帯が鳴る


予定通り簓さんが鳴らしてくれたみたいだ


母｢お電話ですか？どうぞ｣


盧笙｢すみません 失礼します｣


彼が退室し2人きりになった…


母｢あんたが恋人いるからって言うから会ってみたけど…｣


A｢良い人でしょ…？｣


母｢まぁ…浮気とかはしなさそうな人ねイケメンだし｣


き、気まずいよぉ…

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