お隣の躑躅森さん ｢躑躅森盧笙｣

ライブ 盧笙side ページ16

盧笙side


Aさんと簓のお笑いライブに行くことになったのは昨日なのに


結局一緒に行けることになってしまった


A｢お笑いライブは実は初めてなので楽しみです！｣


盧笙｢簓はほんまにおもろいからなぁ元相方ですし期待しといてください｣


そう 俺は元相方


きっと自分ならもう足を運ばないであろう場所だ


しかしAさんには伝えていないが簓ともディビジョンバトルでまた組むことになったし、


相方のことをまた知れる良い機会なのかと思い足を運んだのだ



八割くらいはAさんを誘いたかった下心なのだが


そういや簓に

簓『ライブ終わったら食事でも誘わなあかんで！二人で行ってきてな！近くに美味い焼き鳥屋があるんやけど、オススメやで！』


とか言われとったなぁ…


盧笙｢あの、良かったら｣


A｢あ、始まりますね！｣


俺には言えへんよ！簓ぁ！









A｢ほんっとに面白かったです！！！｣


盧笙｢せやな！楽しんでもらえて何よりです｣



相変わらずあいつの面白さは才能だと思った


言葉であいつに勝てるやつはおらへんわ…





A｢さてと…｣


盧笙｢あ、そや…あの｣


A｢なんですか？｣


盧笙｢あのな 良かったら…｣


A｢ん？｣


盧笙｢あ、いや なんでもあらへん｣



言えへん…俺には言えへん…



｢お兄さん お姉さん！良かったらここで焼き鳥食べていかへん？美味い肉置いてるで！｣


A｢あ、焼き鳥！美味しそー！｣


今や！


盧笙｢良かったら食べていきませんか？｣


A｢わぁ！ぜひぜひ！｣



居酒屋のアルバイトと思われるお兄ちゃん…感謝…！









｢いやぁまさかあそこまで奥手とは…｣


簓｢せやな…俺でも驚いたわ笑笑ありがとな作戦乗ってくれて｣


｢気にせんといてください 簓さんは事務所の先輩ですし、バイト先の焼き鳥屋に客が入ってくれると店長喜ぶんで｣


｢ほんまおおきに！｣


さて…居酒屋に盧笙おるし今のうちに盧笙の家のプリン食べに行こか〜

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