お隣の躑躅森さん ｢躑躅森盧笙｣

朝 盧笙side ページ14

盧笙｢…｣


一睡もできなかった…


家にAさんがいるってだけなのに
The寝不足


簓｢そんじゃ行ってくるわ｣


簓は今日も仕事があり朝から行くようだ

簓｢クマ酷いで｣


盧笙｢当たり前やろ｣


簓｢あ、そうだ これ渡しとくわ ペアだから二人で来てな｣


そう言って取り出したのはお笑いライブのチケット


盧笙｢ど、どうやって渡せばええんや｣


簓｢そんなん自分で考え笑笑笑そんじゃな！｣


盧笙｢お、おい！！｣


…朝ごはんでも作っておくか









A｢おはようございます ご迷惑をお掛けしました…｣


ご飯を作っていると目を覚ましてきたAさん


昨日は風呂にも入っていないしシャワーを浴びるよう促す


寝起き可愛ええな


結婚とかしたら…毎日こんな感じなんか…って


流石に気持ち悪いわ…




朝ごはんを食べ終えて


A｢では長く居すぎてしまったので帰りますね ありがとうございました｣


盧笙｢あ、そうだ…良かったらこれ｣


取り出したのは簓のお笑いライブのチケットだ


盧笙｢これ簓が渡してくれたんやけど、ペアチケットなんで一緒にどうですか？明日なんやけど｣


言ってもうた…やっぱり言わん方が良かったか？


A｢あ、ありがとうございます！是非ご一緒させてください！｣


盧笙｢良かった…どうぞ｣


思わずにやけてしまうのを抑える


A｢ありがとうございます では失礼します｣


盧笙｢はい では明日｣









盧笙｢いよっしゃぁ！｣


誰もいない部屋でガッツポーズをするが恥ずかしくなりすぐにやめた


そうか、よく考えたら明日なんやな…



明日!?



ふ、服装とかどないしよ



というか これ デートやんかっ！



一気に顔が熱くなった

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