名前 ページ13
「其方の瞳は綺麗だ。その輝きを見れば悪い奴では無いとわかる」
「我の瞳が…」
ナツメ「懐かしいな…」
如月「あの時朱夏が助けてくれなければ、我は処刑されていただろう。感謝している」
ナツメ「ふっ…
妾は思ったことを言っただけだ」
「この少女は妾が父上に頼んで保護してもらう」
「し、しかし…」
「妾の言うことが聞けぬのか?」
「!、はっ!」
トウマ「これが、朱夏と如月の出会い…」
アキノリ「でも、如月には名前が無かったんじゃないのか?」
『あ、それは…』
さっき思い出した。如月って名前は…
「其方、名をなんと申す」
「…名など無い
気づいた時には捨てられていたのだ」
「そうか…
なら、お前は今日から “如月” だ」
「きさ…らぎ…?」
「暦の上では今の季節のことをそう言うのだ。妾達が出会った今日この日を忘れぬようにな」
如月「我は朱夏のおかげで妖魔王様に保護してもらい、城に住み込みで働けることになった
朱夏には住処から名前まで、全てを与えてもらったのだ」
『そう…そうだ』
私は…二月、如月の季節に朱夏に出会った
それから玄冬や白秋、空天にも
『私は…』
その瞬間、また辺りが光で包まれた
アキノリ「な、何だ!?」
96人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りんご(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2023年2月14日 17時) (レス) @page16 id: 672dedf817 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kotorin♪ x他1人 | 作成日時:2020年6月20日 19時