誰かに見られている【洞潔、炎の決別】 ページ34
アヤメ「誰かに見られてる?」
いつも通り探偵団事務所に集まっている私達
シンデレラガールズのメンバーが全員仕事でおらず、久々のメンバーで楽しくおしゃべりしていたらナツメが不安そうな顔で話を切り出した
ナツメ「うん…
最初は気の所為かもって思ったんだけど、やっぱりそうじゃない気がしてきて…」
『もしかしたら、ナツメに眠る姫の力を狙う妖怪かもね』
私がそう言うとナツメは更に眉を下げる
ミッチー「おのれぇ…
物陰に潜みナツメさんをつけ回すだとぉ?
許すまじ!不埒なストーカーめぇぇ!」
ウィスパー「それはあーたでうぃす」
『その通り』
バシッ
声が聞こえた方を振り向くと、部屋の端っこにあるテントみたいなクローゼットの中からミッチーがすごい形相でこちらを見ていた
ウィスパーがツッコミを入れ、私がいつも通りハリセンで僅かに出ている顔面をぶっ叩く
トウマ「妖怪ウォッチがあるとはいえ、ナツメ一人じゃ危険だね」
ウィスパー「えぇ、誰かボデェーガードをつけた方がいいでうぃす」
ボデェーガードって…
ボディーガードじゃないの?
ミッチー「良かろう!ここはこの私、ナツメさんのナイト、ミッチーにお任せ下さい!」
『非公認でしょうが』
バシッ
またハリセンが炸裂する
いい加減認めればいいのに…
ナツメ「そうね…お願いしようかな」
ミッチー「ハヒッ!?
どうしたというのですナツメさん!いつもならここで “アンタ、ナイトじゃないし。呼んでないのに来ないでよ
ていうか、半径1km以内に近づかないでくれる?キモイから〜” という流れになるはずでは!?」
ウィスパー「あーた、ナツメさんに嫌がられすぎて感覚が麻痺してません?」
しかもナツメはそこまで言ってないしね…
アキノリ「それじゃあ、ナツメのボディーガードはミッチーに頼むとするか!」
ミッチー「うむ!ナツメさん公認とあらば、この命に変えても守り抜いてみせる!」
だいぶ不安だけど…
何も無いよりかはマシか
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kotorin♪(プロフ) - 名無しのダレカさん» コメントありがとうございます!完結したらもともとある番外編を続編として繋げてまったり更新していく予定です! (2020年4月13日 15時) (レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのダレカ - アニメ沿いが終わったら、完全オリジナルストーリーで続けるのはどうでしょうか?このシリーズ好きなので。 (2020年4月13日 13時) (レス) id: 6bf8819783 (このIDを非表示/違反報告)
kotorin♪(プロフ) - 名無しのダレカさん» コメントありがとうございます!もうすぐ空亡戦でしばらくギャグは入れられないのでここで思いっきり笑ってください(笑) (2020年4月8日 18時) (レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのダレカ - 『ミッチーをぶっ叩く用に持ってきたの』は笑えるw (2020年4月8日 18時) (レス) id: 6bf8819783 (このIDを非表示/違反報告)
kotorin♪(プロフ) - rose†blossomさん» ありがとうございます!まずは今あるものを完結させないとですね…頑張ります! (2020年3月27日 10時) (レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kotorin♪ | 作成日時:2020年3月14日 22時