アイドルとして？仲間として？《5》

vsバニートラップ ページ11

ｹｰｽｹ｢アヤメさんまで！｣

ｼｵﾘ｢そんな…｣

ﾅﾂﾒ｢どこにいるの、バニートラップ！｣

『それ、名前じゃなくて罠のことだよね…？』


サラッとツッコミを入れてると…


？｢帰れ…｣


どこからか知らない声が聞こえてきた


？｢ここはこの俺、 “バニートラップ” 様の縄張りだ…｣

『本当にバニートラップなんだ、名前…』


なんて言ってる場合じゃないのはわかってる…


ﾊﾞﾆｰﾄﾗｯﾌﾟ｢すぐに立ち去れば仲間は返してやる｣

ﾄｳﾏ｢皆は無事なのか？｣

ﾊﾞﾆｰﾄﾗｯﾌﾟ｢今はまだな
だが、この先はお前達の返答次第だ｣


場合によっては皆の命は無い、と…


ﾅﾂﾒ｢私達が出ていったら、もう騒ぎを起こさないでくれる？｣

ﾊﾞﾆｰﾄﾗｯﾌﾟ｢それはできない｣

ｼｵﾘ｢即答ですね…｣

ﾅﾂﾒ｢じゃあダメよ！｣

ﾊﾞﾆｰﾄﾗｯﾌﾟ｢交渉決裂だな…
これより、武力行使に移る！｣


するとまたまた怪しい光に包まれる
で、今度はジャングルの中に


ﾄｳﾏ｢ここは…｣

ｳｨｽﾊﾟｰ｢今度はジャングルのようでうぃす！
！、危ないでうぃすーー！｣


どこからか飛んできた妖怪が攻撃を仕掛けてくる
ウィスパーのおかげで気づくことが出来たが、ウィスパー本人は攻撃をまともに喰らって真っ二つになってしまった


ﾄｳﾏ｢な！｣

ﾅﾂﾒ｢どこから！？｣


相手は動きが速すぎて姿が全然見えない
けど、少し見える姿と風の流れで私達の周りを飛び回っていることが分かった


『速い…』

ｹｰｽｹ｢このままじゃやられちゃうよ！｣

ﾄｳﾏ｢向こうがスピードなら…！｣


トウマはオーガを腕に装着する


ﾄｳﾏ｢憑依！幻魔、五右衛門！我に力を！｣


トウマの身に五右衛門が憑依する


ｼｵﾘ｢月浪さんが妖怪に！？｣

『あれは妖怪ウォッチオーガ。幻魔っていう妖怪達を憑依できるの』

五右衛門｢スピードには手数で勝負よぉ！｣


五右衛門は何本もの腕で刀を振り回す
やがて五右衛門を攻撃するために姿を見せた妖怪
その姿は黒いうさぎだった
アレがバニートラップの正体だろう


ｹｰｽｹ｢ん？あの耳の模様…｣

『ケースケ？』

仇討ち→←はぐれた！

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