アイドルとして？仲間として？《3》

大ピンチだった？ ページ45

朱雀｢朱雀、参上！｣

『よし！朱雀、お願いね！』

朱雀｢あぁ！蒼天十字衝！｣


ｽﾊﾟﾝ!!


ｱｷﾉﾘ｢朱雀！｣

朱雀が必殺技を使い、異空間と繋がった
そこは、さっき私が見たものと全く同じ場所だった


朱雀｢ハァァァア！！｣


ｽﾊﾟｽﾊﾟｽﾊﾟ!!


異空間にいたモミの木の妖怪が捕まえていた子供達を、朱雀が解放する


ｳｨｽﾊﾟｰ｢チャンスでうぃす！｣

ｼﾞｭﾆｱ｢だぜ！｣


ｱｷﾉﾘ｢ウィスパーにジュニア！？｣


ﾐｯﾁｰ｢子供達のことは、我々に任せろ！｣


ミッチーは子供達を救出する


ｱｷﾉﾘ｢ミッチーも！｣



？｢子供を返せぇぇ！｣


モミの木の妖怪が攻撃しようとするが


ｼﾞﾊﾞﾆｬﾝ｢オラオラオラオラ！！｣


いつの間にか召喚されたジバニャンが食い止める


ｱｷﾉﾘ｢ジバニャンまで！？｣


ﾅﾂﾒ｢間に合ったみたいね！｣

ｹｰｽｹ｢大丈夫？アキノリ｣


アキノリは驚いた顔でこちらを向く


ｱｷﾉﾘ｢みんな、どうしてここが？｣

『ウィスパー達が呼びに来てくれたのよ

“アキノリが大ピンチだから、助けにきてくれ” ってね！』

ｱｷﾉﾘ｢そ、そっか！｣


アキノリは一瞬嬉しそうな顔を見せるが


ｱｷﾉﾘ｢あ、いや、別に大ピンチってほどでもなかったけどな｣


すぐにそっぽを向いてしまった

その隣に、憑依を解いたトウマが着地する


ﾄｳﾏ｢ホントに？｣

ｱｷﾉﾘ｢と、当然だろ？｣

『私には、大大大ピンチのアキノリが見えてたけどねぇ〜？

朱雀がアイツに捕まって〜、妖術を使ったけど当たらなくて〜』

ｱｷﾉﾘ｢それ以上言うなぁぁあ！！｣

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