アイドルとして？仲間として？《3》

イカリン ページ33

〜探偵団事務所〜

ﾄｳﾏ「確かにこのバレエシューズ、ネバネバした感じにぬれてる」

私達は、事務所で例のバレエシューズの写真を見ていた

ﾅﾂﾒ「何なのかな？」

ｳｨｽﾊﾟｰ「被害者の汗ですかね？」

『汗はネバネバしてないよ』

ﾅﾂﾒ「そもそも黒くないし」

ｳｨｽﾊﾟｰ「なるほど」

向こうでミッチーがジュニアに汗をかけていた
可哀想すぎる…

ｼﾞｭﾆｱ「A、助けて、だぜぇ！」

『まったく…』


ｱｷﾉﾘ「いずれにしても、まずはバレエシューズを女の子達に渡してるピンクガウンおばさんを捜そう」

ｱﾔﾒ「そうね、ネバネバはそのおばさんと関係あるのかも」

ｱｷﾉﾘ「よし、行こう！」

アキノリが立ちあがると同時に


ﾋﾟﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟｯ


機械的な音が鳴った

アキノリが妖魔レーダーを取り出す

ｱｷﾉﾘ「うわっ！いるぞ！妖怪が。それもすぐ近くに」

ﾅﾂﾒ「ミッチーや、ジュニアじゃなくて？」

ｱｷﾉﾘ「どうも、違う感じだ」

私達は辺りを見回す

すると

「「「『うわっ！！』」」」

窓に妖怪が張り付いていた
妖怪はそのまま滑り落ちていく

ﾄｳﾏ「い、今のって確か…」


ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ


？「プンプン！プンプン！プンプン！」

ﾅﾂﾒ・A「『イカリン！？』」

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