アイドルとして？仲間として？《2》

女郎蜘蛛、覚醒 ページ28

ｱﾔﾒ？「あぁ、愛しい方の魂と今、ひとつに…」

これ、相当ヤバいんじゃ…

ｱｷﾉﾘ「A！？」

『アキノリ！！』

洞潔(人)「！、何者だ！」

アキノリが扉を勢いよく開ける


ｱﾔﾒ「うぅ…う…あぁ！！」

ｱｷﾉﾘ「ア…アヤメさん！？」

『アヤメちゃん…』

きっとアヤメちゃんに何かが取りついている！

ｱﾔﾒ「うぅ…あぁ！！」

ｱｷﾉﾘ「ア…アヤメさん！！」

『アヤメちゃん！』

アヤメちゃんが…

ﾅﾂﾒ「アキノリ！A！」

ﾄｳﾏ「なんだあれは！？」

？「ｱｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊ！ようやく本当の力を取り戻した」

『あれは！！』

お婆様に聞いたことがある…
あれは、女郎蜘蛛！

女郎「力がみなぎる！この力こそまさしく、あの方と一つになれた証し！」

アヤメちゃんは地面に倒れこんだ

『う…そ…』

女郎蜘蛛…
確か500年前に伝説の霊媒師が封印したはずなのに！！

ｱｷﾉﾘ「アヤメさん…」

ｹｰｽｹ「何あれ！？蜘蛛の妖怪？」

ﾅﾂﾒ「アヤメちゃんを助けなきゃ！」

そう言って足を踏み出した

洞潔(人)「下がっていろ！この妖怪は私が始末する」

洞潔からは凄まじい妖気が溢れていた

ﾅﾂﾒ「島之内先生！？」

そうか！洞潔はナツメたちの学校に先生として潜んでたんだ！！

洞潔はアシュラ豪炎丸を出し、元の姿へ戻った

ｹｰｽｹ「えぇ！」

ﾄｳﾏ「まさか、島之内先生が洞潔だったのか！？」

洞潔「よくも我が主を愚弄してくれたなぁ！」

そう言って洞潔は剣を振るう

『…無駄よ…』

ﾅﾂﾒ「A？」

女郎蜘蛛にそんなの効かない

ﾅﾂﾒ「えっ！？あそこにいるのって酒呑くん！？」

ｹｰｽｹ「あの人も知り合いなの？」

ﾅﾂﾒ「うん、クラスメートの男子なんだけど…どうして、あの二人が一緒にいるの？」

『…読めたわね…』

きっとあの酒呑くんが洞潔の言っていた主
そしてきっと酒呑くんは妖怪よ！

ｼﾞｭﾆｱ「デブ！アヤメ！ヤバい！」

ジュニアがアキノリに向かって思いっきり体当たりする

ｱｷﾉﾘ「アヤメさん！」

アキノリはアヤメちゃんに駆け寄る

その時、アヤメちゃんはアキノリに向かって何かを言っていた

ｱｷﾉﾘ「アヤメさん！しっかりして！アヤメさん！」

アキノリ…

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