アイドルとして？仲間として？《2》

アヤメじゃない ページ27

アヤメちゃんは、タワーの奥の方へ入っていった
私もそれを追いかける

？「お待ちしておりました。姫」

『？』

誰？この声…

ｱﾔﾒ？「あのお方は？」

？「はっ此方に」

何か、箱を開けるような音がした

ｱﾔﾒ？「ようやく！ようやくお会い出来ました…！」

お会い出来た？誰かに会ってるってこと？
でも今、箱を開ける音が…

ｱﾔﾒ？「さぁ、今こそ一つに…」

『……っ！！』

中から凄まじい妖気を感じる
私は思い切って中を覗いてみた

『…な！？』

そこには骸骨から魂を吸い取るアヤメちゃんがいた

？「これは！？」

ｱﾔﾒ？「ﾌｯﾌﾌﾌﾌ」

？「ひ…姫？」

ｱﾔﾒ？「あぁ、美味しい」

？「なんとおぞましい。これではまるで、人食いの鬼婆ではないか
貴様！やはり姫ではないな！」

姫？

？「洞潔！貴様まだそのようなことを！」

え！？洞潔！？←(夢主は洞潔と戦ったことあります)

洞潔(人)「しかし…」

ｱﾔﾒ？「お前の言うとおりさ、先生」

先生？

？「姫？」

ｱﾔﾒ？「ﾊﾊﾊﾊﾊｯ、まだ私のことを“姫”と呼ぶなんて、つくづく物分かりの悪い坊やだねぇ」

アヤメちゃん…？
違う！あれは！！

ｱﾔﾒ？「酒呑ハルヤ、これまで私のためによく働いてくれたよ。だがお前はここで用済みさ」

ﾊﾙﾔ「そ…そんな…」

酒呑…ハルヤ…？

女郎蜘蛛、覚醒→←嫌な予感

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