アイドルとして？仲間として？

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帰り道

ｱｷﾉﾘ「にしても、Aの狐族の姿、カッコよかったな！」

ﾅﾂﾒ「ね！なんかいつものAとちがってクールな感じだった！」

クール、か…まぁ確かに、あの感じだとクールに見えるよね

『あはは…まぁ狐族の姿はあれだけじゃ無いけどね』

ﾄｳﾏ「え、そうなの？」

『さっきのはバーンアップした時の姿で、あの姿以外にもう二つ、別の姿があるんだよ！』

ｹｰｽｹ「それも見てみたい！」

お、ケースケがくいついてきたぞ！

『しっかたないなー！(((o(*ﾟ∀ﾟ*)o)))』

ﾅﾂﾒ「ほんとはすごく見せたいんだろうな…」

ナツメ、聞こえてるよ

『じゃあ…』

私は持っている鈴を鳴らす
すると…

『じゃーん！！
これが普段の狐族の姿！』

ｱｷﾉﾘ「さっきより地味だな」

『まぁ、この姿のときはそんなに強くないしね』

ﾄｳﾏ「で、もう一つは？」

『ふっふっふ、一番強い姿、見たい？』

ｹｰｽｹ「見たい！！」

『しっかたないなー！(((o(*ﾟ∀ﾟ*)o)))』

ﾅﾂﾒ「………」

あらナツメ、今度はなにも言わないのね
私は鈴を鳴らしながらこうつぶやく

『…ファイナルアップ…』

すると…

『ふっふっふ、これが私の一番強い狐族の姿、ファイナルアップの姿だよ！』

ｱｷﾉﾘ「ずげぇ！」

ﾅﾂﾒ「さっきのオッドアイは、その姿の時の目だったんだ！」

ﾄｳﾏ「なんか、動きにくそうだな…」

な！

『そんなことない！袴より全然動けるもん！』

ちょっと足を振り上げてみた

ｹｰｽｹ「Aって普段は運動できないのに、その姿になると出来るようになるんだ？」

な！

『失礼な！これでも空手習ってたんだよ！水泳も！』

ﾅﾂﾒ「はじめて聞いた…」

まぁ、はじめて言ったしね

プルプルプルプル

ｱｷﾉﾘ「誰だ？」

ｹﾞｯ！マネージャーからだ

『ごめん、私』

ピッ

ﾏﾈｰｼﾞｬｰ「A！！何やってるの！！
今日Nステの収録でしょ！！10分以内に来て！！」

ピッ

切れた……

『……あぁぁぁぁああああ！！
Nステ収録忘れてたぁぁぁぁ！！』

こうなったら！

『ラブラブラブリープリンセス！』

ほうきで飛んでく！！

『ごめん！みんな！収録行かなきゃだから！じゃーね！』

バビューン！！

ｱｷﾉﾘ「あれが、Aの魔法！」

ﾄｳﾏ「A、大丈夫かな？」

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