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ジトリと嫌な空気に

汗のせいで
シャツが肌にはりついて気持ち悪さで目が覚めた


今...何時?

とりあえず無作為にスマホを探す


むに



ウロウロした手は硬いスマホではなく何か柔らかい

たとえば人の頬みたいにやわらかい...

人の...頬?柔らかい...?



「うぇえ!!???」


とりあえず壁まで飛び退いて考える。

そもそも...ここは居酒屋じゃない

帰宅した記憶もない




窓の奥はまだ暗くて、ぼんやりした視界は徐々にクリアになっていく

ペシペシしてしまった顔がくっきりしてきた所でなんとなく状況も把握してきた




「...イノ...ちゃん?」




伊「んぅ〜。む...?Aおはよお...。」

うっすら開いた慧の目はとろ〜んとまた閉じていく

ぽってりした唇はあくびが1つ転がって
また寝息を紡ぎ出す


もう1度部屋をくるりと見渡してみた

昔何度も来た部屋なのがわかったところで
ベッドからぬけだして
ウォークインクローゼットに入る

右側端っこにはクリーニング済みのパンツスーツとシャツ。


「ふふ。久しぶりに来たけど...変わらず置いてくれてる...」

イノちゃんを起こさないように小さく呟いて
パリっと気持ちいいスーツに着替える


忍び足でベッドルームをあとにしてリビングのドアをあける

「...やっぱり。」

テーブルを端までズラしたラグの上


部屋の主であるハズの最年長は長い身体を器用に丸めて端っこで光くんと寄り添ってるし

有岡くんの足乗っててゆやは苦しそうだし
思わず口から笑いがこぼれる

「ふは。」

テーブルの上で充電されてる自分のスマホをみつけて面白い状況を画面におさめた

「いつも...大事にしてくれてありがとう。いつまでもこのチームでいられますように...」

彼らが起きていたら絶対に口にしない恥ずかしい本音もなんだか心地よく出てくる

カーテンの隙間から暁の空が見えていて

ふと見た画面はam5:00を知らせていた

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9COLORs(プロフ) - 由依さん» 由依様ありがとうございます!返信遅くなりすみません!汗涙STORYも近々更新したいと思っておりますおっそい更新ですが呆れずに待っていていただけたら嬉しく思います! (2018年6月22日 0時) (レス) id: 2da9f944fc (このIDを非表示/違反報告)
由依 - 新作おめでとうございます。主人公が警察、でとても続きが気になっています(o^^o)更新頑張ってください♪♪ (2018年6月15日 21時) (レス) id: 0583577ad2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:9COLORs | 作成日時:2018年6月5日 0時

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