思いがけない感情 (宇井)アイスゥさんリクエスト ページ6
A「郡先輩！」
宇井「ん？」
A「一緒に見回り行きましょ!」
宇井「私はまだこの資料まとめなきゃいけないから、ハイルと行っきてなよ」
A「ハイルならさっき有馬さんとこ行ってきま〜すって言い残してもうここにはいませんよ！」
宇井「私も今は行けない」
A「うー！じゃあ今日はもう行きません！」
宇井「いや、仕事だからちゃんとしてよ」
A「そんなことより聞きましたよ先輩ｯ！才子ちゃんに水吹きかけられたんですよね？」
宇井「はあ、もういらない情報ばっか集めてないで少しは仕事の事覚えてくれる？」
そう言いながら私はAのほっぺたを軽くつねる
A「いひゃい、いひゃい！先輩離してっ！」
大袈裟に痛がる彼女に呆れつつ手を離してやると彼女は何を思ったのか私の隣に椅子を持ってくるとそこに腰掛ける
宇井「うん...何してるの？」
A「先輩が終わるの待ってます！やっぱり見回りもれっきとした仕事の1つ！ちゃんと待って郡先輩と一緒に行きます！」
宇井「...はいはい、すぐ終わらせるから大人しく待っててね」
A「最後までちゃんと待てたら先輩からご褒美ください！その方がきっちり待てる気がします！」
宇井「ご褒美って...何が欲しいの？」
A「それは先輩が自分で考えてください！先輩からなら何でも嬉しいです！」
宇井「えーほんとにAは勝手だなー」
A「私が先輩に好き勝手できるのは先輩の事が好きだからですよー」
私は好きという単語に不覚にもドキッとしてしまった
彼女の言った好きはどういった意味の好きなのか考えるだけで私の心の奥がモヤモヤした感覚に襲われる
A「ん、先輩？どうしたんですかそんなぼーっとして」
急に黙ってしまった私をみて不思議に思ったのか彼女は顔を覗き込んでくる
その仕草一つ一つがたまらなく愛おしく感じるのは今まで手塩にかけて育ててきた自分の部下だからなのか
はたまたそれとはまた違った感情を私が彼女に抱いているからなのか
もし違う感情を彼女に抱いているのならその感情を私はどうすればいいのだろうか
彼女に正直に告白すべきなのだろうか
宇井「ねぇA、さっきの好きって…どういう意味の？」
私は勇気を振り絞り彼女に尋ねる
すると彼女はいつもとは違ったそれでも幸せそうに微笑み口を開く
A「その答えも先輩が自分で考えてください」
彼女のその笑顔は私の心を掴んで離さなかった
リクありがとうございました!!!!
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テトラポット - アイスゥさん» リクエストありがとうございます!!!!今度有馬さんにも挑戦したいと思います！ (2018年1月13日 1時) (
レス) id: 14a8cd40c1 (このIDを非表示/違反報告)
アイスゥ(プロフ) - おもしろかったです…(*^)有馬さんか宇井さんでリクエストしてもいいですか？ (2018年1月3日 20時) (レス) id: c8d2aafd8b (このIDを非表示/違反報告)
テトラポット - スプリさん» リクエストありがとうございます！四方さんのお話書くの楽しかったです!!!! (2017年12月22日 1時) (レス) id: 14a8cd40c1 (このIDを非表示/違反報告)
スプリ - リクエスト失礼します！ ヨモさんのお話が見たいです！ お願いします！ (2017年12月20日 0時) (レス) id: f6508b1a35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テトラポット | 作成日時：2017年12月19日 18時
