ヅカきゅん (ページ3)

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礼真琴×舞空瞳(続) ページ3

「何言ってるの？食べながら喋らない！」

こっちゃん、すごい顔してる……
せおさん。うるさいよ。

「お、お弁当作ったんですけどっ！た、食べませんかっ？」

うぉー！なこちゃん可愛いー！
これ、可愛い子をいじめたくなるやつだな。

「いや、もう食べたよ。」

いや、食べてないじゃん
だからせおさん。うるさいよ。

えっ、え、そんな……
今なこちゃんの心の声が聞こえた。いや、顔に書いてある。
うん。可愛い。今日はこのぐらいで許してやろう。

「ジョーダン！！」
「へっ？」

いや、驚いた声まで可愛すぎるだろ

「なこちゃんのお弁当欲しさに今までずーっと食べてなかったのー！
いつになったらくれるのかなぁってお腹空かして待ってたんだよ！？なこちゃん遅すぎっ！」
「す、すみません……」

ほんと、かわいいなぁ……

ｸﾞｽｯ

え、え？泣いてる？
え、ちょっとまった、相手役をイタズラで泣かすとかそんなことあっていいのか！？礼さんよ！？

「なこちゃん！怒ってないよ！？だから泣かないで！？ほんとに冗談だからね！？」
「ほんとですか……？」

ｸﾞﾊｯ…!!!!

可愛いすぎ……………！！！
なこちゃん。もういいです。私の負けです。
そんな涙目で上目遣いしてっ！悪い子ねっ！

「ホントだよ！」
「そ、そうですよねっ！わ、私本気にしてしまって……すみませんでした！！！」
「いや、なんでなこちゃんが謝るのよ！
ほらもういいの！お弁当、ありがとね！」

あのー、お取り込み中すみませんが……
何、せおさん。うるさいよ。

「休憩時間、終わりだよ？」

こっちゃん、結局お弁当食べれないよ…？

がーん。
いや、何それ。そんなオチあり！？

「琴さん！私、明日も作って来ますからっ！落ち込まないでください！！！！
私なんかのお弁当如きで！」
「ほんとに！？」
「も、もちろんですよ！私なんかで良ければ毎日100個でも1億個でも琴さんのためなら作りますよ！」
「うわーい！ありがとー！なこちゃん大好き！最高！！！」

い、いや、そんなことは……/////

ふふっ。可愛いな。お弁当は食べれなかったけど、こんななこちゃんを一杯見れたので礼さんは幸せです。