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side 猪狩 蒼弥
朝、稽古場に入ると
いつもなら大音量で掛かってる音楽が掛かってなくて、
いつもわちゃわちゃしてるB少年のメンバーは、椅子に座って顔を曇らせていた。
そこに、浮所の姿はなくて。
俺ら全員状況が掴めなくて、ただただ驚いてる。
「 どうしたのこれ。 」
堪らず隣にいた瑞稀くんに聞くと、
「 こっちが聞きたいよ。
ていうか、Aは？ 」
険しい顔をして室内を見渡す瑞稀くん。
確かに、ほぼ毎日この時間には来てるAが、今日はいない。
どっか出掛けてんのかな。
.
「 なんかあったの ？ 」
手で顔を覆って項垂れてる龍我に声をかけると、泣きそうな顔を俺に向けた。
「 Aちゃん、居なくなっちゃった 、 」
、は？
いやいやいや。居なくなるって。
「 、それどういう事 ？ 」
俺の後ろから、優斗の低い声が響いた。
少し怒ってるような。
「 、、 俺です。 俺のせいです。 」
今まで一言も声を出さず、一点を見つめていた那須が口を開いた。
俺のせい … ？
「 俺、浮所と喧嘩してイライラしてて、
止めに入ったAに当たったんです。
そしたら、出てっちゃって、いなくなって、
今、浮所が探しに出ました 。」
那須は冷静そうに見えたけど、声が震えてた。
「 何で那須は探しに行かねえの 」
鋭い目つきで那須を見る瑞稀くん。
キレてる。
那須が黙り込んで、部屋には長い沈黙。
.
きっと、不穏な空気を感じて居たのは、俺だけじゃなかったはず。
.
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アリサ - みんなと同じく続き楽しみです！応援してます (2019年3月21日 23時) (
レス) id: 9173592e39 (このIDを非表示/違反報告)
にのん(プロフ) - 続きめっちゃきになる(T ^ T) (2019年2月22日 23時) (レス) id: daf8591b18 (このIDを非表示/違反報告)
さつち - 早く続きを読みたいです。待ってます。 頑張ってください。 (2018年12月7日 22時) (レス) id: 9a15b6e8fe (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - このお話大好きなので続きが読みたいです！ (2018年11月7日 0時) (レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)
ことあら(プロフ) - らいむ@オリフラ外し隊さん» コメントありがとうございます（ ; ; ） そう言っていただけるととてもやる気が出ます、、！ これからもぜひよろしくお願いします！＾＾ (2018年9月26日 23時) (レス) id: daff3d4932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐりこ | 作成日時：2018年9月9日 1時
