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#3 ページ4

コナン達が席に座ってから数分後、
パーティの参加者が全員集まり、
主役も登場したところでいよいよ
パーティが始まる。



そして彼ら……安室と花奏の思惑通り、
事件は起こる。



計画通りに事を進め、小五郎に
事件を解決させることに成功した
彼らは、また次の行動へとうつった。













数日後。



コナン達がポアロで寛いでいると
チリンチリンと扉が開くベルが鳴り、
同時に従業員の梓がいらっしゃいませと
笑顔で言う。





「お好きな席にどうぞ」



『ありがとうございます』





蘭は聞き覚えのある、可愛らしい声だと思い
ふと一人の客の女性を見てあっと大きな声を
出した。




「この前のウェイトレスさん!!」


「な、なんだと!?」


「わー本当だ! 凄い偶然だね」




ついコナンも飲んでいたオレンジジュースを
机に置いて相変わらずの猫なで声で
叫んでしまう。



コナン達に気づいた彼女は、パッと
顔を明るくしてそちらに近づくと
ペコリとお辞儀をした。




『こんにちは! お久しぶりですね』



「まさかこんな美人さんとまたお会い出来るなんて
思ってませんでしたな!自分、光栄です!!」



『あ、あはは……私も嬉しいです』





小五郎にがっしりと手を握られた彼女は
引きつった笑顔で応えた。


その後小五郎は蘭にゲンコツを喰らって
悄げるのだが。





「ねぇねぇお姉さん。お姉さんは
どうして今日ここに来たの? 仕事の
休憩とか?」



『あ、それもなんだけど……もしかして彼、
まだ来てない?』



「彼?」





キョロキョロと当たりを見回すが、
目当ての人物は居なかったらしく
困ったように眉を寄せた。


そんな彼女の姿を見てコナンが
首をかしげていると、ガチャッと
店の奥の扉が開いた。



そこから現れたのは、彼女と同じ場所で
出会った探偵、安室透だった。



思わずコナンは目を丸くするのだが、
小五郎だけは苦そうな顔を浮かべた。




「もう来たんですね、花奏」


『はい、今さっき着きました』




花奏が笑顔で言うと、そうですかと
彼もまた微笑みながらこちらに近づいてきた。



___美男美女……すごくお似合い。



二人が並ぶと、思わず蘭はみとれて
頬を赤くしてしまう。



蘭がそんな事を考えているとは
つゆ知らず、花奏はクルッと
コナン達の方を振り返った。




『そう言えば、自己紹介してませんでしたよね!
私は彼の助手、桜木花奏です。
よろしくお願いします。』

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ももりんご(プロフ) - 下野ゆきさん» ありがとうございます(><)頑張りますね!!! (2018年7月4日 19時) (レス) id: 694f30da04 (このIDを非表示/違反報告)
下野ゆき(プロフ) - ももりんごさん» いえいえ治ったのなら大丈夫です。これからも更新頑張ってください楽しみにしています。 (2018年7月4日 6時) (レス) id: 3cd5fb801c (このIDを非表示/違反報告)
ももりんご(プロフ) - 下野ゆきさん» 私が反映されないように設定していたみたいです!!苗字設定は出来なかったようです……お名前の方は設定し直しましたので、お試しください。この度は本当に申し訳ございませんでした(・_・、) (2018年7月3日 23時) (レス) id: 694f30da04 (このIDを非表示/違反報告)
下野ゆき(プロフ) - ももりんごさん» 返信ありがとうございます。下で変更しても変わりませんでした。( ̄▽ ̄;) (2018年7月2日 23時) (レス) id: 3cd5fb801c (このIDを非表示/違反報告)
ももりんご(プロフ) - 下野ゆきさん» こちらの作品では目次の下にある登場人物設定でお名前を変えていただく仕組みになっているのですが、そちらで設定しても変換されていませんでしょうか? 御手数ですがご確認ください。 (2018年7月2日 18時) (レス) id: 694f30da04 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ももりんご | 作成日時:2018年7月1日 1時

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