usssの罪と罰 2

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Sakata side


『ん……』

重たいまぶたを開くと、自分の部屋と角で体育座りをしながら下を向いているAちゃんがいた。ベットの上ってことは運んでくれたのかな。でも、一人で？？
俺は頭の中から”？"が取れないまま、Aちゃんを起こした。

『Aちゃん……？』

「起きたんですかっ……！？」

『なんでそんなに泣きそうなの』

Aちゃんの目は真っ赤でパンパンに腫れていた。冷静で落ち着きのあるAちゃんの始めて見る顔だった。

「なんでって……一週間起きなかったさかたんが悪いんです！」

『!!』

俺、そんな起きなかったんだ。
自分でもびっくり。
心配かけちゃったな。

『……ごめん』

「いえ、私も悪かったので。
まぁ、これからは辞めて欲しいです」

Aちゃんはそう言うと、手で涙を拭い、ホッと安心した顔になった。

「……ホントに心配したんですからね」

『うん』

弱虫の俺でごめんね。
Aちゃん、俺は覚悟を決めたから。

『もう、終わりにしよう？』

「……え？」

『一週間もあったんや、答えなんか出てるはず』

Aちゃんはコクリと小さく頷いた。
俺の過去は本当はそんなに複雑ではない。
ただずっと隠してバレないようにしてただけ。

『俺はもう、大丈夫。』

「……分かりました」
「さかたんは"彼女に殺,された”で合ってますか？」

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