usssの罪と罰 2

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「言葉からも行動からも仲間思いなところが伝わってきます。だから、地獄に来ている人も、救える人は救おうとしているんでしょう？」
「あんなガチャ地獄とか見てるこっちまで辛くなるのを、わざわざ秘書の自分が引き受けたり」

違うんですか？ と問いかける。
志麻さんは黙って聞いていたが、やがて小さく笑った。そして一言。
俺のことちゃんと見とるんやな。
とだけ言った。

『Aちゃんはさ、人を殺した時どんな気持ちやった？』

「……最初は怖かったです。手が震えて、心臓の音が大きく聞こえて」

なんでそんな質問するの……と言おうとしたが、声が出なかった。
志麻さんの目があまりにも真剣だったから。
私は正直に答えることにした。
だって、きっとそれが一番いい選択だから。

『なるほど』

「意外ですか……？」

『うん』

「志麻さん、なんで」

『もう、分かるやろ。今までのこと思い出して、考えてごらん』

私は軽く頷き、目を伏せた。
私は言われた通りに今までのことを振り返り始める。
最初、階段を登りつつ話しかけてくれた志麻さん。
志麻さんには共感をあれの意味は何だろうか。
地獄で見せた裏の顔。
私を正しくしてくれたときの表情。

……はっ！
なんで、気づかなかったんだろう。そうだ。あの時の顔。
志麻さんも私と同じなんだ。
私は志麻さんの目を見る。
彼は少し困ったような悲しそうな、それでいて嬉しそうな複雑な表情をしていた。そして私は口を開く。

「志麻さん、志麻さんも人を殺,したことがあります。ですよね……?」

『うん、俺も同じ本当はただの人,殺し』

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明けましておめでとうございます!!
今年も小鳥を宜しくお願いします♪
はよ、救われてくれ()

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