今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:145 hit
小｜中｜大
ワンピース･カタクリ1 ページ1
「ほわー…やっぱりカッコイイなぁ…」
建物の陰に隠れて見る向こうには人の群れ。
その中に一際目立つ人がいた。
ここ、ハクリキタウンの麦大臣のカタクリ様だ。
私はここで生まれ育った。
カタクリ様は強くてかっこよくて大きくて…
そして何より優しかった。
過去のことを思い出す。
あれは…そう、私が物心付いたころの記憶だ。
私の両親はドーナツ屋を経営していた。
とても小さな店だったが、
割とお客さんは来ていてくれていた。
そんな両親はある日、買い出しにでたまま帰ってこなくなった。
朝にはいつものように笑顔で家を出ていくのを見たのに。
夜になるとさすがにおかしい
そう感じた私はまだ幼かったが両親を探すために外に出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ことり | 作成日時：2019年9月26日 3時
