彼の想いは届かない。【ヤンデレ】

マークトウェイン ページ14

私はA組合で働いている。ここ最近私は、ある違和感を感じながら生きている。

誰かにずっと見られてる気がするのだ。おかげで毎日あまり眠れない。

まさかこれは、ストーカー？どうしよう、誰かに相談しようかな・・・

でも組合の船にいるわけだしまさか仲間の誰かが・・・？

などなど思いながら仕事を進めていた、そのとき。

視線を感じ、振り返った、そこには、組合の仲間、「マークトウェイン」がたっていた。

「ヤッホー、A！」

「マーク？どうしたの？」

「いや、最近元気ないなーっておもって。」

マークは二カッと笑って私の隣に座り、言った。

「話聞くよ？」

「実は・・・ここ最近ストーカーされてるっぽいんだ・・・だから怖くて・・・。」

私がそういうとマークは眉尻を下げて

「そっか・・・A最近寝てないでしょ？」

といった。

「うん・・・怖くて眠れないんだ・・・。」

うつむきながら言うとマークが私の頭に手を置いた。

「良かったら・・・今日僕の部屋で寝る？」

「え・・・」

一瞬びっくりした、マークがストーカーなのかな？と思ってしまったから。

「もしかしたらストーカーが彼氏かもって勘違いしてやめるかもしれないよ？」

良かった、違うよね、マークは私を心配してくれてるわけだし・・・

それなら・・・と了承して私はマークの部屋へと向かう。

「・・・まぁ永遠に僕の部屋にいてもらうから同じことだけど。」

とマークが呟いていたことも知らずに。

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