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変わってしまった友達 ページ29
め「……っ！？……はぁ……はぁ」
頭が痛くなって、思わず頭を抑える。
その時、ガチャリと部屋のドアが開いた。
あ「めいちゃん……！？俺さっきまで寝てたんだけど……なんでまたここに来てるの」
な「呼び出したのめいちゃんってこと！？俺もご飯食べてたのに飛ばされたんだけど、」
め「ほんとに来た……」
俺は少し驚いていた。本当に来てくれるとは思わなかったから。
な「で、何の用」
め「……Aのこと」
あ「……？どうして今更」
今さらってなに。……みんな酷い。
Aが可哀想だよ。
め「今さらなんて言わないでよ、みんな忘れちゃったの？その幸せのぶん、Aは大変な思いしてるんだよ。なのに……ねぇどうしてそんなに冷たいの。どうして、A、Aは頑張ってるのに、どうしてなにも……」
あ「……確かにそうかもね。でもそれはAさんが決めたことでしょ。それをどうして俺たちが責められなくちゃならないの」
め「でも、Aはなんも悪くないのに……なんであんなことに」
な「……めいちゃん、何か知ってるの？？」
め「うん……知ってるよ、実は」
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作者名：小鳥 | 作成日時：2023年3月21日 13時
