自由の羽 AKIRAside ページ7
AK「もうこれ定番なの…？」
KC「この子また俺らに内緒でオールしたらしいからね」
TE「ほんと、困った子猫ちゃんだこと…」
昼前
ゲネプロに向けて会場入りすると、ソファーで寝ているお嬢の姿
デジャヴかな？？
そして謎に樹に膝枕してもらってるし
陸「俺来て説得しても無駄だったんで、翔吾に…」
AK「あっ、なるほど…(笑)」
皆さんご存知のとおり、お嬢と翔吾は度々立場が逆転します
お嬢曰く「翔吾に本気で怒られたら泣く」らしいので(笑)
しかも翔吾がお嬢に怒る時ってタメ口＋コッテコテの関西弁だから
そりゃ、迫力満点だろうなぁ(笑)
吾「啓司さん、すいません…」
KJ「ん？あっ、いいよ、いいよ〜」
啓司くん軽いなあ(笑)
『ふわあぁぁ……あ？』
KC「うわ、寝起きでメンチ切られた(笑)」
TE「さすがお嬢(笑)」
『……待って、今何時？』
NM「昼前」
『まだ確認終わってない…』
SK「そんな絶望みたいな顔しなくても(笑)一緒に観よ？」
『吉くん、天使…！！』
起きてしまえば普段通りのお嬢
ほんと強いな、お前
KJ「翔吾、これからも頼むわ」
吾「えっ……」
AK「もう俺らが言っても聞かないだろうし」
もう彼女は守りっぱなしのお嬢様じゃない
ちゃんと自分の道を決めて歩んでいる
だからそろそろ俺らも彼女に対する執着心を捨てるべきなのかもしれない
彼女がどこへでも羽ばたいていけるように
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作者名：向日葵 | 作成日時：2019年12月15日 21時
