EXILEの紅一点は佐野の姉part10 (ページ11)

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壱「何してんすか？」

『電話だよ。ほら、』

壱馬に携帯の画面を見せるとあからさまに拗ねちゃった

お願い、拗ねないで？

イケメンが台無しになっちゃう

大倉《おー、壱馬くん、やっけ？》

壱「…こんばんは」

大倉《いっつもAちゃんから話聞いてるでー。「可愛い後輩なのー」って》

壱「えっ！」

さっきの眠そうな顔はどこへやら

すんごい目を輝かせて私を見る壱馬

うわぁ、すげぇ恥ずかしい……

『やめてよ！(笑)』

大倉《でもよう言うてるやん。「後輩可愛い、弟可愛い」って(笑)》

壱「へぇ～…(笑)」

うわっ、すんごい悪い顔してるよ、この子

怖い、怖い、怖い……

壱「いっちゃんに伝えときますね」ﾆｺｯ

『それはやめようぜ、壱馬』

あの樹だよ！？

何されるか分かんないじゃんか～……

壱「あと…慎？(笑)」

『嫌うよ？』

壱「嘘っす。すんません(笑)」

『思ってないね、君』

こんなに後輩にナメられてるとは……(泣)

今なら健ちゃんの気持ちよく分かるよ←

壱「Aさん可愛いからイジメたくなるんすよ(笑)」

大倉《分かる～！反応いいからな～》

『いい迷惑だわ(笑)』

壱「俺、そろそろ帰りますね。Aさん眠そうやし」

大倉《おやすみ～》

壱「はい、おやすみなさい」

って言って戻ってた壱馬

そういえば、あの子何しに来たんだろ……？