EXILEの紅一点は佐野の姉part9

ボーカル集団 ページ7

龍「お前、何してんねん」




深夜


トレーニングが終わって、さぁ帰るか〜って思った矢先


Aからの「来て」というLINEに胸がドクン、と跳ねた


急いでAん家行くとソファーに座りルチアを膝に乗せとった


珍しくセミロングの髪をてっぺんでお団子にしてて余計に鼓動が早くなる




『……、た…』


龍「…なんて？」


『っ、寂しかったの！！今日という日に限ってオフだし、みんなLINE来ないし、玲於はメンディーくんと遊びに行ってるし！！！このアホ！』




聞いたら「寂しかった」というなんとも可愛い理由


にしても、今日はやけにツンデレが激しいなぁ(笑)




龍「で、俺を呼んだと」


『どうせ龍友はトレーニングしてて暇でしょ？』


龍「オイコラ！今のは聞き捨てならんなぁ？どの口が言うてんねん」


『はいはい…あ、今から吉くんと隆ちゃんとRIKUが来るって。ボーカル勢揃い(笑)』


龍「なんかめっちゃ嬉しそうやな…」




深夜になって厳ついボーカルがやって来る家って……カオスやな


SHOKICHIさんも今市くんも筋肉があって顔も厳ついし


RIKUは爽やかさはあっても体はゴツいし


しかも……




龍「多分、酔って来るよな…」


『……うん(笑)』




このまま行けば確実に泊まりパターン


俺、また玲於の拷問受けなあかんのか……




龍「とりあえず、玲於はメンさんとこでも…『ユウセイが引き取ってくれるって』…あっそ」


『玲於もかなり酔ってるみたい(笑)お酒慣れてないくせに』


龍「ほんまに…【ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ】…あっ、来た」

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