EXILEの紅一点は佐野の姉part9

自ら壁を ページ3

『ただいま〜……』


世「Aちゃん、どこ行ってたの！？」


『三代目のとこ。ごめん、探してくれたんだよね』


大「今度から携帯！ちゃんと持っててくださいよ？」


『うん。そうする。ごめん、ちょっと忘れ物』


「「え！！？」」




つい最近見つけたTwitterのリプ


その中に「メンバーとイチャイチャしすぎ」とか「媚売りしてるんですか？」というリプが目立ってきた


別に私はイチャイチャしてるつもりもないし媚売りなど論外


それでもファンの皆様がそう捉えてしまったのなら自分でなんとかするしかない


元々「メンバーに対してなんでタメ口なの？」というリプも多かった


確かに私はSECONDだと最年少。EXILE TRIBEの中でも


「Jr.EXILE世代」と呼ばれる世代の先頭に立つ年齢


だからここで全てを一区切りつけるためにメンバーとの間に壁を作った


メンバーみんなには何も知らせず




「「お嬢」とは呼ばない」「よっぽどの事がない限り触れない」などと条件をつけた


後輩でありながらも全員歳上の三代目は「くん付け」


GENERATIONSはボーカルは名字呼び、隼には「「姉さん」と呼ばない」


RAMPAGEも「「姉さん」と呼ばない」




という条件付き


これは私から甘やかしの手をなくすことにもなる


きっと誰かが手を差し出せば私はきっとそれを握ってしまう


それぐらい私は弱い……


だからこそ、自らその手を振りほどき自分の足で立つために


誰にも相談せずに一人で決めたこと


だから………





『誰も私に触れないで……！』

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