EXILEの紅一点は佐野の姉part8

逆バレンタイン ページ18

キスシーンの次の日…。


私はSECONDのリハーサルのため東京に戻ってきた。




『はざまーす。』


TE「お嬢！」


『…なんでしょう？』




私が入ってくるなり、駆け寄ってくるてっちゃん。


そして相変わらずふわふわの笑顔で挨拶してくれるボーカル。


「寝れた？」と体の心配をしてくれるケンチくん。


そして……。




KJ「ふわぁ〜……あ？何だよ。」


『相変わらずだなって。あと、寝癖直ってない。』




明らかに今起きたであろう啓司くん。


女優やモデルの仕事も楽しいけど、なんだかんだでここに居るのが1番楽しい。


またSECONDっていうのが初期の二代目で心地よかったり。


なーんて、メンバーには絶対言えないけど。




TE「キスシーンどうだった？」


『…それは置いといて、肩大丈夫？』


TE「置かないでくれる？めちゃくちゃ必要だから！！」




何が必要なわけ？ただキスしただけじゃん。お互い恋愛感情なんか持ってないってば！


って事を全て言いたかったけどめんどくさい。余計に色々言われそう。


……あっ、あの言葉だと1言で済むんじゃない？




『普通だった。』




はい、私天才だわ。←


色んな事を含めて「普通」


これでちっちゃいお兄さんも黙るはず……！




NM「普通って……。」


SK「どういう系統での普通？」




おぉぉぉいボーカルーー！！！←


何、話広げちゃってるの！！


空気読も？ね！？ね！？←




『全てを含めての普通、かな。』


KJ「AKIRAが柔らかかったって言ってた。寝癖直った？」




さらっと暴露して会話を続ける啓司くん。


やめてよ、明らかにTETSUYAお兄さんの目が怒ってるよ……。


末期だ、末期。←




『ケンチくん……。』


KC「無理。」←即答




お前がダメだったらこのお兄さんどうするの？


私は嫌だよ。何やられるか分からないからね。←




TE「なんで啓司知ってんの〜？俺にはそんな報告来なかったよ。」


『アンタに言うとめんどくさいもん…。』ﾎﾞｿｯ←


TE「なんか言った？」


『肩治したから耳おかしくなったんじゃない？』←


TE「うわ、生意気。」




怒られると思ったらそうでもなかった。


呆れつつ鞄をロッカーに置きに行くと見たことない紙袋が。


中を覗くとスニーカーの箱とお菓子の箱とフォトアルバムが……。




字数の関係で次行きます!

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