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トリック「で、今日はどうするんだ?」
『あたしかい?』
トリック「逆にお前以外に誰がいるんだ(笑)」
体操が終わって解散になった
どうしようか、と悩んでいるとそうトリックに声をかけられる
『あたしは今日は…「シャシャとだよなっ!なっ!!」
トリック「誰もお前なんかには聞いてない!(笑)」
シャシャ「だってトリックばっかりズルいぞ!!ファンシーはシャシャのご主人様なのに!!」
トリック「…あーあ、分かったよ」
私の背後から威嚇する仔猫にトリックもお手上げのよう
苦笑いをしながらゴールドの元へフラフラと行った
マンマ「あんたもやるじゃないか〜」
シャシャ「ふふん♪ファンシー、行くぞ!」
『はいはい(笑)』
暫く歩くと小さな木陰に着いた
どうやらお宝探しをする気はさらさら無いらしい
『シャシャ〜、お宝探ししないの?』
シャシャ「だって病み上がりなのに歩きすぎると疲れるだろ?」
『そうだけど…』
シャシャ「それにあたいもファンシーも明日来るからいいの!」
そう言ってあたしの隣にしゃがむと色々お話してくれた
明日はあたし達以外にゴールドとピーターとチップと一緒なこと
今日のご飯はハンバーガーだということ
それに、
シャシャ「船長が言ってたぞ。次の港で他のヤツらとも合流するって」
『本当かい?』
シャシャ「なんかさ、「次の港は大切な場所」なんだって。今ホラウソーが偵察に行ってる」
『へぇ〜…』
船長が執着するほど素晴らしい港なんだろうな、きっと
早く行ってみたいなぁ
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作者名:ファンシー | 作成日時:2018年12月1日 12時