蒼い女海賊

海賊達の「幻想」話 ページ37

ﾁｯﾌﾟ「ファンシーは誰よりも優しいんだ！！オイラがピーターにイジメられても1番に助けに来てくれる。でもね、いつも人助けばっかりしてるから、オイラ心配なんだ…本当は無理してるんじゃないかって。だからオイラは強くなってファンシーを守ってやるんだ」



ｼｬｼｬ「あたいのご主人様はファンシーっていうヤツさ！あたいが海賊になって右も左も分からない時、ファンシーはあたいに優しく声をかけてくれたんだ。色々教えてくれたのもファンシーさ。ファンシーはシャシャのご主人様でもあり、お姉ちゃんなんだ」



ﾋﾟｰﾀｰ「ファンシー？あいつは俺より歳下なのに妙にしっかりしてんだよ。見習いの時は怒られるのは俺ばっかりだ。料理も歌も上手くて、みんなファンシーのことが大好きなんだ。俺か？俺は誰よりもあいつのこと好きな自信ある。トリックよりもな！！」



ﾗﾋﾞｯﾄ「ファンシーはな、すごく良い奴だ！あいつの親父さんも良い奴だったけど、あいつも負けないくらい良い奴！！怒ったらめっちゃ怖いけどな、ちゃんと愛が伝わって来るんだ!だから俺、ファンシーになら怒られてもいいかな〜？って…なーんてな！！(笑)」



ｼﾞｭｼﾞｭﾋﾞ「あの子はね、案外怖いのよ。あんた達に見せないだけで。この前の戦いだってね、トリックにちょっと銃弾が掠っただけで大暴れしちゃって！笑いながら乱射してたの、トリックが止めるまでずーっと！まぁ、それだけ仲間を大切に思ってるんだろうけど」



ｺﾞｰﾙﾄﾞ「あいつはとにかく頭の回転が早い。俺が1回説明しただけで完璧にこなすんだよ。一度でいいからファンシーの頭と交換してみてぇな。……もう少し年相応に振る舞ってもいいんだけどな、あいつ甘える事を知らねぇから。俺もどうすればいいか……」

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