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『ヨーホー!ジュジュビ』
ジュジュビ「ヨーホー!随分早起きなのね」
『なかなか眠れなくてね』
太陽が昇る前。なかなか眠れず甲板に出れば旗揚げをしているジュジュビの姿
彼女の練習を横目にいつものように手摺に腰かけて海を眺める
今日の波も穏やかだ。きっと雨は振らないだろう
『今日も暑くなりそう…』
ジュジュビ「またトリックとロレッタがサボりそうね。ちゃんとトリックの見張りしてなさいよ」
『あたしがかい?』
ジュジュビ「ファンシーはトリックとセットでしょ?ピーターとチップみたいな…」
『あながち間違ってはない』
マンマ「おや、あんた達、随分早起きだね」
「『マンマ!』」
やってきたのはこの船の料理人 マンマ
ニコニコと私たちに笑いかけて手招きをする
近づけば料理を手伝ってほしいらしい
『じゃあ、あたしはチップとシャシャ起こしてくるよ』
ジュジュビ「多分、チップはピーターの部屋で寝てる」
マンマ「頼んだよ」
『はーい』
まずはシャシャ。この子は簡単
『シャシャ起きな。マンマの手伝いだ』
シャシャ「…んー!今日は早起きだな」
『ジュジュビも居るから手伝ってやって。私はチップ起こしに行く』
そしてチップ。部屋に行ってもいないから、やっぱりピーターのとこか
ピーターの部屋に行けば仲良く丸まっている2人
『チップ。チップ!』
チップ「……………」
『起きなきゃ朝ご飯抜きだよ』
チップ「……ん、………」
こうなったら最終手段
ピーターには申し訳ないけど……仕方ないか
『………敵だーー!!!!』
「「うわーーー!?て、敵ーー!!」」
『…起きたか?』
チップ「うん!で、敵はどこだ!?」
『嘘に決まってる。手伝いだ』
ピーター「…俺、巻き添え?」
『…暇なら来るか?』
ピーター「…仕方ねぇな」
2人を連れて部屋を出ればとある人とばったり
トリック「ヨーホー…なんだお前、怖い顔してっぞ」
『…いや、トリックって暗い時間元気だよなーって』
トリック「あー…そうかもしんねぇな」
そんなこんなで4人でわちゃわちゃしていると食堂に着いた
手伝おうとみんなのもとへ行こうとしたら腕を引っ張られる
トリック「こんだけ居たら足りるだろ…マンマ!ちょっとこいつ借りてくぜ」
そのまま腕を引っ張られ甲板へ
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作者名:ファンシー | 作成日時:2018年12月1日 12時