検索窓
今日:2 hit、昨日:10 hit、合計:27,888 hit

19 ページ19

バルボッサ海賊団がやってきて約2週間

彼らが来て海賊の印象が変わった

海賊はみんな陽気で意外にも人間味があること

そして案外優しいことも分かった

ほら、今だって……



アレク「ラビット!あれやって!」

ラビット「よーし!散歩行ったときな!!」

クリス「ねぇ、なんでうみはどこまでつづいてる?」

ゴールド「うーん…俺は答えれないなぁ。いつか自分の目で見てみるといい」



7歳になるアレクと5歳になるクリス

二人とも歳が離れたあたしの弟たち

好奇心旺盛な彼らは見た目が怖い海賊にもよく懐いた



『もう明日には出港するんだね…』

トリック「そうだな。寂しいか?」

『当たり前だよ。せっかく仲良くなったのに』

ジュジュビ「大丈夫さ。あたしはこの場所が気に入ったよ。いつかここに戻ってくるよ」

『ありがとう…!』

アレク「オイラ、海賊になるっ!!」

クリス「ぼくもっ!!そしていつかねぇちゃんをしあわせにしてあげる!!」



キラキラと輝く瞳

やっぱり彼らはバルボッサの親友・カルロスの息子

船乗りの血はしっかりと受け継がれていた



『あたしは十分幸せだよ?家族6人でいることが1番幸せ』

「「ヘヘッ(笑)」」

ジャンジャック「おいっ、お前ら!!ジャック・スパロウが来るぞ!!」



いきなり酒場に入ってきたジャン爺さんの言葉で一気に空気が凍りつく

父や兄も険しい顔になり荒声をあげる

子供の私たちには到底分からないことだった



これが家族最期の日になるなんて誰が知っていたことだろうか

この日を境に私の人生は荒波に飲まれることになるなんて……

20→←18



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
84人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ファンシー | 作成日時:2018年12月1日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。