偽陽気なピエロは今日も素を出さない【仁王雅治】

偽り日常　過去編 ページ21

私はアメリカでテニスをしていた


バコンっ！！


ヒュッ


『もーらいっ！！』


？「っやべ…！！！」


ズゴォンッッ！！！！！


ふっ！また勝ったな！


『何回目かなぁ？ジュンとやって勝つのは♪』


ジュン「るっせ！次こそ勝つ！！」


『やれるもんならやってみな！』


ジュン「んだと？！」


アメリカで出会った日本人のジュン


彼もテニスが好きらしくほぼ毎日のように私たちはテニスをしていた


そこへ来たのは


？「ねぇアンタ。テニス強いの？」


『ん？私？』


？「そ。強かったら俺とテニスやんない」


え、疑問符……(´ºωº｀)


ジュン「お前誰だ？急に来てAに何の用だ」


？「別に。今の見てて強いと思ったからしたくなっただけ」


『まあいいよ？じゃ、やろっか！』


ジュン「っおいA！」


『だーいじょーぶだって♪』


コートの中に入ってボールをつく


ヒュッ バコッ！！


ドシュッッ！！！！！


？「！！！！」


『ふふ、どう？♪』


？「ふーん…なかなかやるじゃん」


ジュン「………((ｼﾞﾛｯ」


その後もサーブのみで点を入れていき


あと一回入ったら勝つまでに追い込んでいた


？「はぁ…はぁ……」


『んじゃ、勝たせてもらうーよっ！！』


ドコッ！！！！


？「くっ……っらぁ！！！！！」


バコンっ！！


え


打ち返され…た……？！


『……やるじゃん…！』


ドゴォッ！！！！


？「っふぅ……！！」


ヒュッ ドシュッッ！！！！！


だけど


『…私の勝ち♪』


ジュン「……おい帽子少年」


？「はぁ……はぁ…何」


ジュン「お前名前は？」


越前「……越前リョーマ」


リョーマか…


『凄いよリョーマ！私から１点取るなんて！初めてだよ！！』


越前「……ふーん」


ジュン「俺でさえとったことねえのに」


あ、そろそろ家の用事があったんだ


『それじゃあねリョーマ！』


越前「っあのさ！！」


ん？


越前「…俺日本に戻るんだけどどっかで会ったらまたテニスやろーよ」


戻るんだ…


『ん♪それじゃ腕を上げてきてね？その時が来ればまたやってあげる！』


越前「！((ﾌｯ」


ジュン「おい、行くぞ」


『あ、うん！じゃあねー！！』


越前「ん」


テニスバックを持って走り去った


越前「………A、ねぇ。気に入ったかも…((ﾆﾔ」

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