フェルムな愛 マイさんリク ページ11
『うおっと！危ねッ！』
「おい、大丈夫かよ」
『あ、うん。ありがとね』
Aがこけそうになってフィンクスがそれを軽く受けとめた――――――
ただ、それだけのこと
『あ、フェイだ』
「お前こんなところで何してんだ？」
フェイタンは何も言わずにAの腕を掴んでズンズンと歩きはじめる
『ちょ、フェイ……どうしたの』
「黙れ」
『は！？』
その言葉にムカつきを覚えて腕を振り払おうとすれば更に強く掴まれる
フェイタンはAを自分の部屋にほぼ、放り投げるという形で入れた
『何すんだバカ！！』
「何故フィンクスとくつくか」
『アレは転びそうになったのを助けてもらっただけだし！』
「でも、ワタシ許さないよ」
ギリギリと首を絞められる
必死になって抵抗するが、やはり力では敵わない
意識が飛ぶ寸前まで絞められるのを何回繰り返されただろうか
Aの意識は本当に飛んでしまった
ドサッと床に倒れこむA
そんなAをフェイタンは抱えてベットまで運んだ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『ん……』
目が覚めて辺りを見渡す
ココはフェイの部屋だな……
ふと、枕の下に何かがあるのを感じて持ち上げる
『ひ…………！』
そこにあったのはズタズタに裂かれたAお気に入りの人形
原型は留めていなかった
「本当はAをそうしたいよ。グチャグチャにしてワタシだけしかAとわからないようにしたい」
あまりのことに言葉も出ない
「でも、そうしたらA二度と動かないね。それはイヤよ」
『うん、それはあたしも願い下げかな』
「そうか」
フェイタンはグイッと自分の顔を近づける
「次やたら本当にそうするよ」
冷や汗が流れる
でも、それと同時に安堵を覚えた
フェルムな愛
(あぁ、あたしは愛されてる)
(それがどうしようもなく嬉しいんだ)
ルーメンの花 ミズキさんリク→←アウローラは訪れない ★琴(≧ε≦)音☆さんリク
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イチゴ(プロフ) - マイさん» はい！ありがとうございます！！ (2014年8月21日 9時) (
レス) id: f0c8946ac7 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - ありがとうございました！ピトー、かっこ良かったです！これからも頑張ってください！ (2014年8月20日 22時) (レス) id: 7eeceb7cb5 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ(プロフ) - ユキさん» 了解です！！ (2014年8月20日 19時) (レス) id: f0c8946ac7 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ(プロフ) - マイさん» わかりました！ (2014年8月20日 19時) (レス) id: f0c8946ac7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - リクエストなんですが、イルミが嫉妬するみたいな話お願いできますか？ (2014年8月20日 17時) (レス) id: 21b07d9f28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イチゴ
| 作成日時：2014年6月15日 14時
