こいつ、弱いくせに泣かないんだよな。 うん Part２！

終わらせよ ページ46

A「もうあたし、怒っちゃったから。激怒プンプン丸だから」

ダルネ「全然怒ってるように聞こえねーんだけど！！？」

A「細かいことは気にしないの」


てか、血ィ流しすぎてるな

クラクラしてきた

ちゃっちゃと終わらせてドクターに治してもらお


あたしは殺気を出す

もちろん、ガキ共には向けてないけどね


Ｃ「なんだ、コイツ……」

Ｄ「一旦引かねーか……？」

A「させるかボケ」


ナイフを構えて投げる

そして、敵がひるんでる隙にあたしは再び隙間を縫うようにして走った



A「最初っからこうやればよかったかも」

ダルネ「すげェ……」

ミーナ「さすがだね」

A「当たり前でしょ。んじゃ、あたし行くよ〜〜あ、もうミーナは攫われんなよ」

ミーナ「そんなヘマしないし！」

A「はいはい。バイバーイ」


あたしは服の袖を掴まれる


バル「送っていく。その傷もあるしな」

A「別に大丈夫だよ」

バル「ここはお前も知っている通り、治安がすこぶる悪い。最悪だ。だから……ドクターのところまで送らせてくれ」

A「…………いいよ」

ダルネ「じゃあ、オレも！」

バル「お前はココで２人を護っていてくれ」

ダルネ「……おう」

A「じゃ、行こっか」




時折、何かの音がするような場所


“夜”の流星街を２人は歩いていった

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