こいつ、弱いくせに泣かないんだよな。 うん Part２！

護るから ページ45

ゴミ山の影から人が出てくる

その数ざっと４０人

あたし達は囲まれた


バル「A…………」

A「アンタらはあたしが護るから安心して。それから、絶対にあたしから離れないで」


ガキ共はあたしにピッタリとくっつく


よし、手っ取り早く終わらせるか



あたしはポケットからガソリンを出してそいつ等に向かって投げる


A「不滅の炎(フェニックス)」


そして、炎を投げた

途端に炎が上がる


Ａ「何をしたこの女ァァァァァァァァァァァ！！」

A「やかましい」


ナイフが男の額に生えた


Ｂ「コイツ、只者じゃねェ。一斉にかかるぞ」


ソイツの言葉で各々が武器を構える


A「ガキ共、そこに固まっててね。出来るだけ早く終わらせるから」

Ｂ「やっちまえ！！」


一斉に襲い掛かってくる


ソイツらの隙間をあたしは縫うように走った

急所を突いて、一瞬で殺す



約２秒


それだけで３０人は死んだだろうか


Ｃ「化けモンだ……」

A「まぁ、あながち間違ってはないね」



その時、銃声が響いた


子供達の後ろからだ




血が飛び散った



バル「ッ……大丈夫か！！？おい！！！」

A「あんまり耳元で叫ばないの……傷に響くでしょうが」

バル「すまない……」

ララ「でも、血がいっぱい出てるでしょ！」

ミーナ「なんでうちらを庇ったりなんか……」

A「アンタらが死んだりしたら胸糞悪いでしょーが。大丈夫だって、あたしはこんなので死んだりしないから」



そう言ってAはナイフを構えなおした

終わらせよ→←当たり前でしょ

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