授業にて ページ47
『あんのクソ教師……いつかマジぶっ殺す……』
「え、なんで!?黒尾先生イケメンじゃん!」
『マジぶっ殺す……』
友人の声を無視してあたしは愚痴をブツブツとたれる
その原因は先程の授業にあった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「では、この問題を……氷室さん!」
ホワイトボードに書かれた問題
意味が分からない記号がならんだソレは、もちろん解けるはずもない
『え……いや、えっと……』
「無理なんですか?」
そんな言われ方をすれば答えるほかない
『こんな感じで!』
あたしはホワイトボードに式と答えを書く
「違いますね。正解はこうです」
そう告げられると共に沸き立つ教室
「A!全然違げェじゃん!」
「絵だけは凄いのにな―――」
「まぁ、こんなこともあるよ!」
「ちなみにオレはわかった」
「お前ウゼェ―――ッ!」
ホワイトボードの前に立つアイツの顔を見てみればニヤリと笑う顔
あたしの額に青筋が立った
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『殺す……』
何回目かわからない呟きを零す
「Aって黒尾先生のお気に入りだよね」
『それを本気で言ってんならお前もぶん殴る』
「え―――でもさぁ、先生って他の生徒にはあんな意地悪しないもん」
『だったら尚更。絶対嫌われてるでしょ』
「……Aって変なところ鈍いよね」
『は?』
「あーぁ!涼クンかわいそ〜〜」
『おい、なんでそこに涼が出てくるの』
ハァ……とため息が漏れた
(どいつもこいつも意味が分からないことばっかり言ってくる)
(頭痛は治まりそうにないかな)
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Sayura(プロフ) - イチゴさん» ありがとうございます!公開はもう少し先になるかと思いますが、こちらこそよろしくお願いします(^○^) (2015年7月22日 12時) (レス) id: 44ff7cdde6 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ(プロフ) - Sayuraさん» 本当ですか!?とても嬉しいです。ありがとうございます(#^^#) (2015年7月22日 11時) (レス) id: 5e3eaf3038 (このIDを非表示/違反報告)
Sayura(プロフ) - 初めまして、Sayuraと言います。とても面白いと思ったのでこの作品を私の小説で紹介したいのですが、いいでしょうか?嫌だったらすみません。更新楽しみにしてます^ ^ (2015年7月22日 11時) (レス) id: 44ff7cdde6 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ(プロフ) - ミックさん» イメージ的にはそうですが、歌詞とは違いますよ (2015年2月5日 17時) (レス) id: 8ed85f4658 (このIDを非表示/違反報告)
ミック - あの・・タイトル『サクラミツツキ』っていう曲をパクってますか? (2015年2月5日 17時) (レス) id: 898fb53a0d (このIDを非表示/違反報告)
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