情けないほどに ページ4
「もう1つ聞く。この世界に念はあるのか?」
『テレビでインチキ能力者がやってるヤツならあるけど。それがわかったら出て行け』
早くあたしは寝たいんだ
「そうか。じゃあ、説明するとしよう」
『は?何を』
かなりあたしはイラついてる
てか、説明って何の説明だよ
「オレは異次元から来た。その証拠に念能力が使える」
『よし、病院へ行こう』
「本当だ」
男は手に本を出した
何もない空間からいきなり
え、ちょっと待て
念能力
イケメン
本を出す
この条件に当てはまるキャラをあたしは知っている
『クロロ=ルシルフル……』
「ほう、オレを知っているのか。だったら話は早いな」
『コスプレ?てか、おでこに刺青まで入れたの?どんだけHUNTER×HUNTER好きなんだよ』
「だからオレは本物だ。コスプレではない」
『二次元のキャラが三次元に来ちゃいましたってか?ふざけんな』
「……これで信じるか?」
気温が下がった
いや、それは気のせいだ
ありえない
でも、そう感じるほどに目の前の男は威圧感を放っていた
足の筋肉が強張る
座ることも出来やしない
(これまでに感じたことのない無力感)
(あたしはこんなに情けなかったのか)
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Sayura(プロフ) - イチゴさん» ありがとうございます!公開はもう少し先になるかと思いますが、こちらこそよろしくお願いします(^○^) (2015年7月22日 12時) (レス) id: 44ff7cdde6 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ(プロフ) - Sayuraさん» 本当ですか!?とても嬉しいです。ありがとうございます(#^^#) (2015年7月22日 11時) (レス) id: 5e3eaf3038 (このIDを非表示/違反報告)
Sayura(プロフ) - 初めまして、Sayuraと言います。とても面白いと思ったのでこの作品を私の小説で紹介したいのですが、いいでしょうか?嫌だったらすみません。更新楽しみにしてます^ ^ (2015年7月22日 11時) (レス) id: 44ff7cdde6 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ(プロフ) - ミックさん» イメージ的にはそうですが、歌詞とは違いますよ (2015年2月5日 17時) (レス) id: 8ed85f4658 (このIDを非表示/違反報告)
ミック - あの・・タイトル『サクラミツツキ』っていう曲をパクってますか? (2015年2月5日 17時) (レス) id: 898fb53a0d (このIDを非表示/違反報告)
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