居心地 ページ20
そのあとはテキトーにあしらってアイツを帰らした
『店長!もう、勘弁してくださいよ……お客さんの前で泣くの。しかも、あたしのことで』
「ゴメンね。でも、どうしても涙が……」
『あぁ―――ッ!また泣かないでください!』
店長はポケットからハンカチを出して涙をふく
因みに、あたしはハンカチなんていう女子力の高いものは持ってない
「お前、本当は男だろ」
『死ね』
「ほら、やっぱり女じゃない」
『店長、涼は次から代金3倍で』
「ふふ、わかったわ」
「おい勘弁してくれよ!!」
ギャアギャア言い合ったあと、涼は帰った
「仲がいいのね」
『冗談もほどほどにしてくださいよ。マジで』
「あら、そうなの?」
それでも店長はニコニコと笑っていた
カランコロンと音がしてお客さんが入ってくる
『いらっしゃいませ〜』
「お!今日はAちゃんがいるのか。ラッキー!!」
「もう、私じゃダメなの?」
「だってよォ……店長はもうおば「代金2倍よ」とても美しいお姉さんだからさァ。店長がいて、オレとっても嬉しいよ!!」
ココに来るお客さんはみんないい人だ
まぁ、時には変なのも来るけど
(あぁ、なんて居心地がいいんだろう)
(あの頃とは全く違う)
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Sayura(プロフ) - イチゴさん» ありがとうございます!公開はもう少し先になるかと思いますが、こちらこそよろしくお願いします(^○^) (2015年7月22日 12時) (レス) id: 44ff7cdde6 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ(プロフ) - Sayuraさん» 本当ですか!?とても嬉しいです。ありがとうございます(#^^#) (2015年7月22日 11時) (レス) id: 5e3eaf3038 (このIDを非表示/違反報告)
Sayura(プロフ) - 初めまして、Sayuraと言います。とても面白いと思ったのでこの作品を私の小説で紹介したいのですが、いいでしょうか?嫌だったらすみません。更新楽しみにしてます^ ^ (2015年7月22日 11時) (レス) id: 44ff7cdde6 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ(プロフ) - ミックさん» イメージ的にはそうですが、歌詞とは違いますよ (2015年2月5日 17時) (レス) id: 8ed85f4658 (このIDを非表示/違反報告)
ミック - あの・・タイトル『サクラミツツキ』っていう曲をパクってますか? (2015年2月5日 17時) (レス) id: 898fb53a0d (このIDを非表示/違反報告)
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