二日目 ページ5
琉亥視点
朝起きると、ホールの方から騒ぎ声が聞こえた。
琉「こんな時間になんだよ…」
そして最近ここらの土地を開拓したいらしい人物を思いだした。
あいつらかなぁ…。
あいつらは最近この病院が邪魔だからどかないか。
と、しつこく迫ってくる阿呆共だ。
琉「これで何回目かなぁ…」
面倒だ、と呟きベットから起き上がる。
あー…硝子をめっちゃ叩いてる音がする…。
硝子割れるんじゃないの…？
ﾓﾌﾞ「やっと来たか！ここの土地をよこせ！」
なんとでかい声なんだか…。
耳を抑えたくなる衝動を堪えながら、こちらも大声で対応する。
皆起きるんじゃないかとも思ったけど、もし扉を開けたらこいつと
後ろについているのが無理矢理入ってくるだろうと思ったからだ。
琉「この土地はお渡しできません！お引き取り下さい！」
灯「どうしたの…？」
琉「ッ…とーやは来なくて大丈夫、部屋戻ってて」
灯「え、あ…うん」
ﾓﾌﾞ「こんな化物の巣窟、あったって意味ないわ！」
気付いた時にはあいつらを無視して、泣いているとーやの耳をふさいでいた。
きっと過去に何かあったのだろう。
そう悲観していてもあいつらはまだ騒いでいる。
あいつらをどうしようか…。
仁「殴られたいか？」
黒「瀕死になるまで殴って病院送りにしようぜ」
銀「そうだね！そうしよっか！あ、頑張ってね(」
時「がんばれー(棒)」
気付いたら不良ぐｍ…じゃない、にこと狐が応戦していた。
ﾓﾌﾞA「あぁ？やんのか、オラ」
黒「ん、やんの？腕がなるなぁ」
仁「そうだねぇ」
パキッと指を鳴らす姿はまさにやｋ
銀「でも、院内で暴れるのはどうかと思うよぉ」
時「別の所で暴れてきなさい」
仁「じゃあ窓から外に出てやるかぁ」
黒「そんじゃあ行くかー！」
仁「いえーい！」
にしても体力馬鹿…いや喧嘩大好き人間が一人二人いると助かるなぁ…。
時「おっ、モブらが向こう行った、流石だなぁ」
全員が向こうへ行ったのを確認し、とーやの耳を塞いでいた手を離す。
琉「もう大丈夫だよ」
灯「…うん」
少し肩が震えている、相当なトラウマか…。
そう思い、ふと顔を上げると、もう皆集まっていた。
琉「皆起きてたんだね、ごめんまだご飯作ってないんだ、ちょっと待ってて」
無理矢理笑みを作る。
さっきのモブの言葉が頭を通り過ぎた。
ーこんな化物の巣窟ー
琉「…」
ぐっと涙が出そうになるのを堪える。
泣いたら駄目だ…だって泣いたら…。
灯「琉斗大丈夫？、あとあとさっきは御免ね…」
ラッキーカラー
あずきいろ
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愛猫家 - シグさん» 面白かったか…良かった。とりあえず俺が書き始めた別の小説も終わらせないと…なんか無理そうだけど((( (2017年10月2日 16時) (
レス) id: 1bf5be8498 (このIDを非表示/違反報告)
シグ - 完結おめでとー！！！ いや…めっちゃ面白かった…めっちゃ面白かったよ… ということは僕のやつもエンドに向かわせなければな(( まっだまだだけど← (2017年10月1日 17時) (レス) id: 97e2b18ddc (このIDを非表示/違反報告)
彪 - うぁ…!めっちゃ、好きな立場だったぞい…!!疫病神的な立場好きです(()確かにハッピーも見てみたい…()続きかくなら楽しみにしてる〜((・∀・)b( (2017年8月30日 0時) (レス) id: a37eb60413 (このIDを非表示/違反報告)
シグ - すごい最後ドキドキしながら読んでたwwおるｪ…(( 僕の鎖ってのがまたね、性癖ドストライクなんすよ… 最近喋れなくてごめんよ、、、何せ部活と宿題がオワタなもので( 面白かったぜ！！ (2017年8月29日 22時) (レス) id: 97e2b18ddc (このIDを非表示/違反報告)
愛猫家 - うぉｗ皆さんトゥルーエンドとかハッピーエンドご所望か。その上続きだと…！？うん、気力があったらやｒ(殺)僕ハッピーエンドとか分からない(白目) (2017年8月29日 6時) (レス) id: 1bf5be8498 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛猫家 | 作成日時：2017年7月9日 14時
